アジアシリーズは、アジア地域のプロ野球チーム王者による国際大会。
「アジア選手権」「アジア杯」「アジアカップ」とも。
野球の国際化を進め、アジア地域の交流・活性化が必要とされていた。
1995年11月、根本陸夫・王貞治の構想、中内功の後援により試験的に、
「アジア・パシフィックスーパーベースボール」として福岡ドームで開催。*1
→アジアシリーズ1995
2005年、本格的なアジアシリーズとして開催される。
日本・韓国・台湾そして中国プロ野球を含めた4カ国の優勝チームが集い行われる。
日本野球機構・韓国野球委員会・中華職業棒球大聯盟・中国棒球協会が共催。
優勝賞金は日本円で5000万円。
当面は日本開催で続け、将来的には参加国の持ち回りで行う予定だった。
2008年大会で赤字を計上したため、2009年と2010年は日韓クラブチャンピオンシップに変更された。
2011年は台湾開催で復活。オーストラリア野球連盟・中華職業棒球大聯盟・韓国野球委員会・日本野球機構の代表4チームが参加。
2012年は韓国で開催。オーストラリア野球連盟・中国棒球協会・中華職業棒球大聯盟・韓国野球委員会・日本野球機構の代表6チームが参加(主催国の韓国から2チーム出場)。
2013年は台湾で開催。オーストラリア野球連盟・ヨーロッパ野球連盟・中華職業棒球大聯盟・韓国野球委員会・日本野球機構の代表6チームが参加(主催国の台湾から2チーム出場)。
第1回は「KONAMI CUP アジアシリーズ2005」として、2005年11月10日〜13日に東京ドームで開催。
→アジアシリーズ2005
第2回は「KONAMI CUP アジアシリーズ2006」として、2006年11月9日より開催。
→アジアシリーズ2006
第3回は「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」として、2007年11月8日より開催。
→アジアシリーズ2007
年度 | 球団 | 国家 | 優勝回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1995年 | 統一ライオンズ | 台湾 | 優勝 | 非公式試合 |
2005年 | 千葉ロッテマリーンズ | 日本 | 初優勝 | |
2006年 | 北海道日本ハムファイターズ | 日本 | 初優勝 | |
2007年 | 中日ドラゴンズ | 日本 | 初優勝 | |
2008年 | 埼玉西武ライオンズ | 日本 | 初優勝 | |
2009年 | 読売ジャイアンツ | 日本 | --- | 日韓クラブチャンピオンシップ |
2010年 | 千葉ロッテマリーンズ | 日本 | --- | 日韓クラブチャンピオンシップ |
2011年 | 三星ライオンズ | 韓国 | 初優勝 | |
2012年 | 読売ジャイアンツ | 日本 | 初優勝 | |
2013年 | キャンベラキャバルリー | オーストラリア | 初優勝 |
*1:当時は中国にプロ野球組織が無く、豪州代表が参加した。