画家。 Alfred Sisley 1839年10月30日、生まれ。1899年1月29日、死去。 印象主義を代表する芸術家の一人。フランス生まれでイギリス人である。 彼は初めコローに心酔して画家となったが、その後モネの影響を受け印象派となったのちも自然の風景をこよなく愛し、新鮮な風景画を数多く残している。
以前、雑誌で目にして心強く惹かれた油彩画があります。 またいつか ゆっくり見る機会が来るだろうと、タイトルと作者名だけは忘れぬよう頭の中に置いていました。 ⇩ ⇩ ⇩ タイトル 「サン・マメス六月の朝」作者 アルフレッド・シスレー タイトルも作者名も忘れるはずもありません。特徴ある地名、それにアルフレッド・シスレーは大好きな画家の一人です。シスレーはモネと同時代の印象派の画家。風景画では日本でも広く知られているから、探すのに苦労はしないだろうと鷹をくくっていました。 ところが、最近になってやっと重い腰があがり、この絵の追跡を試みたところ、タイトルから上がってきたのはなんと、記憶とは全く違う別の…
ブランクーシ展を見た後、上野のデ・キリコ展にまわるつもりだったんだけど、常設展で思いのほか長居してしまい、また後日ってことになった。 ここの常設展は、青木繁の《海の幸》、クロード・モネの《黄昏、ヴェネツィア》、ルノワールの《すわる水浴の女》などは必見だけれども、頻繁に訪ねられる立場のものとしては、毎回写真には撮らない。 アルフレッド・シスレー《サン=マメス六月の朝》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20240430/20240430221208_original.jpg 晴れた日の朝だけならシスレーが最強じゃなか…
帰省。折角だからとついでに宇都宮観光。在来線で移動。大分久し振りに来たが、記憶している宇都宮駅と大分違うな…。どうやら最後に降りたのは2012年のようなのでそりゃそうか。綺麗になった東口を眺めてからバスに乗り移動。駅前の中央線を進む。30分程度で目的地の大谷資料館へ。大谷石採石場跡に関する博物館。博物館、という感じは正直全く無かったのだが、採掘場跡は本当に凄かった。あんな空間、よく作れたなあ。場所自体は勿論凄いのだが、ライトアップ等もバランス良くされており大変良かった。これは良い。普段は入れないという教会エリアも大変綺麗そうだったので、教会エリアに入れるときにまた行きたいなあ。近くの公園を少し…
栃木県立美術館 1972年竣工。 50年以上も前の建物と思えないほど、ガラスが輝き瀟洒で美しい。 「行列」 三木俊治 三木俊治は栃木県箒根村に生まれ、箒根村立関谷小学校、塩原町立箒根中学校、栃木県立大田原高等学校を卒業。千葉県市川市にある知的障害児の施設「八幡学園」に勤める。 その後、東京造形大学卒業、東京造形大学で教授として指導。 《行列》は,インドで見た大群衆に感銘を受け生まれたシリーズ作品。人間が意識して作る「行列」は人間の連鎖と言えるが,世の中は人間だけが独立して生きているのではく,「水」「土」「空気」「地球」「宇宙」という要素があってこそ存在が可能になると三木氏は解釈する。 (「那須…
印象派とは1800年代後半に若い画家たちが立ち上げた美術サークルです。 主なメンバーはカミーユ・ピサロ、クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾ、アルフレッド・シスレー、ポール・セザンヌ等 当時画家として成功するためには美術アカデミーで勉強して、アカデミーが主催する展覧会(サロン)に出品して認められて賞をとることが登竜門となっていました。 アカデミーで認められるには、「歴史画」といって聖書や神話の話をテーマにして、筆跡が残らない非常に綺麗なプロポーションの理想的な人物を描くことが「良い」とされていました。 例えば、こんな絵 アレクサンドル・カバネル『ヴィーナスの…
- 30. OCTOBER * Alfred Sisley * 303日目 あと62日 TOKYO_SUNRISE-06:00 SUNSET-16:49 MOON-15.4 DAYS _ How Siamese cats change their colors https://www.nationalgeographic.com/animals/article/siamese-cats-genetic-mutation-colors みその日, 香りの記念日, 初恋の日, ニュースパニックデー, たまごかけごはんの日, 紅葉忌,十千萬堂忌, 1839年 アルフレッド・シスレー、画家(+ 189…
どうもShinShaです。 久しぶりに美術展に行ってきました。 10月から上野の森美術館で始まった『モネ 連作の情景』展。 今回は、なんと美術展初日の女性陣で混み混みの中訪問したのです。 この美術展、展示されているのは100%モネの作品なのです。 モネは女性に絶大な人気がありますね。 この美術展では、初めて見る初期の作品がたくさん出展されていました。 やはりモネの絵は素晴らしかったです。 そして、二枚の睡蓮は記憶に残る美しい作品でした。 『モネ 連作の情景』展エントランス クロード・モネ プロフィール 美術展『モネ 連作の情景』から 初期の作品 印象派以後の作品 ミュージアムショップに入れない…
YouTubeの「山田五郎オトナの教養講座」で国立西洋美術館で開催中の「キュビズム展」を紹介していたので観に行った。 それで改めて山田五郎さんの話がいかにわかりやすいか思い知った。音声ガイドなんかよりたぶんはるかにわかりやすい。予習になってよかった。 それともうひとつ、分析的キュビズムと総合的キュビズムにははっきりした定義の違いがないってこともわかってよかった。 私はなんとなく、ピカソのキュビズムは分析的だと思ってたのだけれど、それはまぁ、ピカソがとっととキュビズムから離れてしまったことが大きいんだろうと思う。 ピカソのものでもパピエ・コレ(紙を貼るやつ)とかあの辺のものは総合的キュビズムとい…
もう一週間以上も前になってしまうが、都内での健康診断のあとどこにも寄らずに埼玉に戻った。木曜は妻のデイサービスが休みの日でお出かけモード。昼過ぎに家に戻ってからどこかへ出かけるかということになる。 電車の中でスマホで検索していると、東京富士美術館がすでに開館しているという。去年の8月いっぱいで長期休館に入っていたのだが、8月にオープンしていたと。さらに9月16日からは大型企画も行われているという。 東京富士美術館は家からだと、圏央道を使って一本なので、道路が漉いていれば30分かそこらで行ける多分一番近い美術館でもある。以前もウィークデイの午後にふらっと行くみたいなことも多かったので早速行ってみ…
今月はいろいろみました 呪術廻戦 懐玉・玉折編 先輩に「徹夜してでも見ろ」って言われて2期を見始めた。映画だけは2回も見に行くほど好きだった。だから過去編は切なかった。話は難しかったけど…夏油がとにかく、かわいそうだなぁと… まじめなひとが精神を病むっていう典型な気がして、ほんとに。やるせない。映画見てたら夏油無茶苦茶だったけど、これ見たら五条先生より夏油に感情移入した。 【Amazon.co.jp限定】呪術廻戦 懐玉・玉折 2 DVD (初回生産限定版) メーカー連動購入特典(収納BOX)+全巻購入特典(シリアル(B2布ポスター)) 中村悠一 Amazon ミステリと言う勿れ 特別編のドラマ…
ルノワールとは? ピエール=オーギュスト・ルノワールは、1841年にフランス中南部のリモージュで貧しい仕立屋の息子として生まれました。 13歳で磁器工場で働き始めたルノワールは、絵付け職人として才能を発揮しましたが、産業革命の影響で職を失ってしまいました。 それを機に画家を志し、シャルル・グレールの画塾に入りました。ここでクロード・モネやアルフレッド・シスレーなどと出会い、印象派の仲間となりました。 印象派は、当時のアカデミズム絵画に反発し、自然光や色彩を捉えるために屋外で写生することを重視する画風です。 ルノワールはこの画風で多くの作品を制作しましたが、サロン・ド・パリなどの公式展覧会では批…
9泊10日の北陸旅行、6日目。 昨日行けなかった柳宗理記念デザイン研究所は、月曜が休館日のため外観のみ。 柳宗理記念デザイン研究所 | 金沢美術工芸大学 主計町茶屋街 国の重要伝統的建造物群保存地区。名前は加賀藩士前田主計の邸地があったことに由来。浅の川園遊会白糸川床の撤去工事が行われていた。 あかり坂は、暗い夜の中に明かりを灯すような美しい作品を書いた泉鏡花を偲んで名付けられた。上がり坂の意もある。 暗がり坂は日中も日の当たらない暗い坂道から名付けられた。暗闇坂とも言う。 暗がり坂を上って、久保市乙剣宮。 泉鏡花はここの向かいで誕生し、「うつくしや 鶯あけの 明星に」という句碑があるらしい。…
国立新美術館で開かれている「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」を観てきた。 友人とテート美術館展に行ったことを話していた、テート美術館のことをざっと説明していて、まあイギリスの国立美術館の一つでしょうみたいな話をした。ナショナル・ギャラリーに対してテートは18世紀以降の作品を収蔵する近代美術館みたいな扱いとか、まあ適当に話したのだが、友人から「テートって地名か、人の名前か」と聞かれてそこで答えに窮した。酒飲んでいたので、あとで調べようみたいなことになったまま、そこでその話は終了した。 今、改めて調べると実業家ヘンリー・テートのコレクションが元になっているようだ。 テート・ギャ…
光を追いかけて、現代まで。 概要 2023年10月2日まで、六本木の国立新美術館にて開催。付近のカフェではウェッジウッドの器でケーキセットが食べられたり、アフタヌーンティー(2名分)が用意されていたりします。美味しかった。2023年10月26日からは大阪中之島美術館に巡回するそうです、関西地方の方もぜひ!国立新美術館は毎週火曜休館、10時から18時まで開館(毎週金曜・土曜は20時までやっています)。まだ当日券が取れるので、お盆を避けて行ける方はすぐにでも行くべし! 入り口の様子 光を描くということ 画面上で光を描く。ただこの一点にのみ焦点を当て、17~18世紀の美術から現代アートまでを網羅した…
A MINGLED CHIME 14. Frederick Delius 後半 154 A portion of his unsettled youth he spent on an orange plantation in Florida, to which he had been sent by anxious parents striving to head him away from the dangerous lure of the Continent, and where, anticipating Dvorak by some fifteen years, he discover…
・ メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年 2021 日本経済新聞社 ¥1,500 ・ 丸山コレクション 西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッベ展 2022 たばこと塩の博物館 ¥1,500 ・ TOPコレクション 光のメディア Light as Medium:The TOP Collection 2022 東京都写真美術館 ¥1,800 ・ 美を結ぶ。美をひらく。 : 美の交流が生んだ6つの物語 : リニューアル・オープン記念展III 2020 サントリー美術館 ¥1,400 ・ 部屋のみる夢 ボナールからティルマンス、現代の作家まで 2023 求龍堂 ¥2,200 ・ 生命の庭 :…