田中芳樹の小説『アルスラーン戦記』の登場人物。 大陸公路の中心で栄華を誇るパルス王国の第18代国王。王妃はタハミーネ。ひとり息子にアルスラーンがいる。兄のオスロエス五世とタハミーネを巡り対立、それが元でヒルメスから激しい憎悪を向けられている。 数々の武勲を挙げた歴戦の勇者で、不敗の王として知られる。ルシタニア軍との第一次アトロパテネ会戦でも自ら軍を指揮したが、万騎長カーラーンの裏切りにあってルシタニア軍に大敗、王都エクバターナも陥落する。