劇作家。演出家。 1922年(大正11年)5月30日、生まれ。1999年(平成11年)11月29日、死去。享年77歳。 日本大学芸術学部卒。第二次大戦中、予備学生として学徒出陣、海軍航空隊少尉で終戦を迎える。戦後、「独立劇場」「東京青年劇場」を経てテアトル・エコーに入団。脚本家、演出家として劇団活動の基礎を築いた。 その間、三木鶏郎に誘われ、「日曜娯楽版」で一躍人気作家になる。「夢で逢いましょう」「光子の窓」「ゲバゲバ90分」「11PM」等々、テレビ、ラジオで活躍。
(ポピュラー・カルチャー論講義補遺)「アメリカ」を考える(18)アーニー・パイル劇場とテキサスハウス 大竹省二は、女優のポートレート写真などで有名な、昭和を代表するフォトグラファーです。大竹省二『遥かなる鏡:ある写真家の証言』(東京新聞出版局、1998年)の著者略歴には、「一九二〇年(大正九年)五月十五日、静岡県生まれ。上海の東亜同文書院に学ぶ。四二年応召。四四年北京の日本大使館報道部付となる。四七年GHQ広報部嘱託としてアーニー・パイル劇場で、来日女優を撮影」とあります。日比谷のアーニー・パイル劇場(現東京宝塚劇場)は、1946年から55年まで接収され、沖縄戦線で亡くなった従軍記者アーネスト…
以上、『勝利者』(日活1957:井上梅次)より 『勝利者』(日活1957:井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。 勝利者(98分・35mm・カラー) 日活の製作再開3周年記念映画。元ボクサーの山城(三橋)は、自分の果たせなかったチャンピオンへの夢を俊太郎(石原)に託すが…。ボクシングという不人気な題材にあえて挑戦したと語る井上は、「セイサンな感じ」を出すためにモノトーンを基調とした画面にリング上の勝負の世界を描き、アクションスターとしての裕次郎の魅力と可能性を開花させた。 (以上、国立映画アーカイブの…
5月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 二人静君と私の舞姿 雅舟 【花】 フタリシズカ(センリョウ科) 【花言葉】 いつまでも一緒に 【短歌】おはなしはあしたのばんげのこととして二人静の今夜を閉じる 鳥海昭子 東北のことばで「ばんげ」とは夜のことです。話の続きは またあした、と仲良く布団に入る情景が、花の名前と花こ とばからイメージされます。 【季語】 二人静【俳句】 二人静に屈みて高野詣でたる 村越 化石 靴脱いで二人静の橋渡る 角川 春樹 そよぎつつ二人静の一つの穂 上井 萩女 【三行詩】 かの静御前の霊と その霊に憑かれた菜摘女の 舞う姿にみなす霊華 二…