「〇居正▽事件」でフジTVが大変なことになっている。企業にとって不祥事はある程度避けられないものだが、企業の危機管理として今回の対応はまずかった。少なくとも、大きな問題点が2つあった。 1)2023年6月に、社長が事態を把握しながら放置していたこと 2)今月の記者会見で、逃げの姿勢が露わになり説明責任が果たせなかったこと この事案について正直言い訳の余地はないのだが、大きな瑕疵のない企業でも事案(例えば国家レベルのサイバー攻撃を受けるなど)の処理を誤れば大きなダメージを負うので、本件は勉強になった。 そんな思いで報道を横目で見ていたのだが、驚いたのは親会社フジHDの株式取引が急増し、あろうこと…