ジェスロ・タル

昔々、YouTubeがなかった頃（DVDはあった）、NHK-BSで洋楽のライヴ番組が放映されていた。僕の実家は衛星放送と契約していたので、目ぼしいのを見つけると父に頼んで録画してもらっていた。「もしもし、俺やけど。木曜日のNHK-BSの夜10時。マーヴィン・ゲイって書いてあると思うんやけど」「マーヴィン・ゲイ？おう、分かった」。これだけの会話でたくさん録画してもらった。僕が実家に行くのは数か月に一度だったので、いつも3，4枚はDVDがたまっていた。思い出すところでは、トッド・ラングレン、ロリー・ギャラガー、（再結成した時の）ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、マドンナ、マイケル・ジャクソン、ジ…

マリア・マルダー『オールド・タイム・レディ』 ＊＊＊ 突如として中天から降って湧いた「MJの『Dangerous』の11、12曲目について検証する」というミッションを完遂すべく、ずいぶんひさしぶりに中古レコード屋を訪ねた。それでMのラベルを探したらMJのかわりにMMがおわして、左手が勝手にうごいて家までつれて帰ってきてしまった。いえ、お金はちゃんと払いましたよ。右手が危うくジェスロ・タルを買うところだった。基準がぜんぜんわからない。 ジェフ・マルダーの元奥方といえば多少通りがよくなるか―ならないか―、ジェフ・マルダーといったらエイモス・ギャレットだよね、となるけれど、本作にはライ・クーダーもい…

ビートルズの「イエスタデイ」は、ポール・マッカートニーがギターの弾き語りでレコーディングした。 リンゴ・スターは、この曲にドラムを合わせるのは難しいと言い、ジョージ・ハリスンとジョン・レノンは、もう一本ギターを追加することは無意味だと思う、と言いレコーディングには立ち会ったが、演奏はしなかったという。 結局、プロデューサーのジョージ・マーチンがアレンジした弦楽四重奏の演奏を、オーバーダビングした。 今となっては、「イエスタデイ」はこの演奏しか考えられない。 翌年1966年に、「エリナー・リグビー」という曲が発表されているが、この曲は弦楽八重奏がバックで、メンバーは演奏せず、ボーカルとコーラスで…

JETHRO TULLの"LIVING IN THE PAST"👏👏👏👏👏 いわゆるベスト盤ではなく、デビューから『アクアラング』までの時期の既発のシングル盤とライブからのコンピ盤😙 アルバム未収録曲とライブが目玉だろうけど、ボクにはタイトル曲が一番の目玉👀 収録曲⬇️ ２枚組レコードにはライブの”BOUREE"と”TEACHER"が入ってたらしいから、それがないのは残念なのだ😔

【火曜ファミリー・アワー】７・”Drowned In Wine('70) 新メンバーによるサード「A Song For Me」を70年にリリース。喉の奥の方でヴィブラートさせるチャップマンの強烈なvoスタイルが確立されたこと、violin、fluteといった非ロック的楽器が効果的に使われプログレ的にも聞こえる部分が強調されています。ジェスロ・タルをハードにしたような強烈な印象の”Drowned In Wine”は「A Song For Me」の1曲目でした。このアルバムも最高位4位とそれはそれはすごい健闘ぶり。しかし強烈なvoです。 https://www.youtube.com/watch?…

ピーターとジミー、ヤードバーズ ジョン・ポール・ジョーンズ アトランティックと契約 ジミーは両性具有の完璧な英国ロック・スター 『Ⅱ』 盗作騒動 グルーピー ブロン・イ・アー、新しい時代の始まり ヘッドリィ・グランジ 〈貴方を愛しつづけて〉 『Ⅳ』 前回の続き。 レッド・ツェッペリン オーラル・ヒストリー 作者:バーニー・ホスキンス シンコーミュージック Amazon ピーターとジミー、ヤードバーズ マリリン・コール ピーター・グラントはジミーにこれ以上ないほどの敬意の念を抱いていたわ。彼にとってジミーは本当に特別な息子、選ばれた若者だった。ジミーは神だったのよ。 エイブ・ホック ピーターは生…

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このブログは本来、私の好きな（1966年頃から1975年頃の）サイケデリック・ロックとプログレッシヴ・ロック、アニメや漫画などについてのメモ（駄文）を載せるのが目的で2008年11月11日に始めたんすよ。2014年8月に「好きなもの目録」っていう、私の好きなものを羅列する目録を始めたんすが、サイケやプログレの大好きなバンドやアーティストや、大好きなアニメや漫画のことをメモするのに時間が掛かるんで、手っ取り早く観れる映画や最近に観たり聴いたり読んだりしたそれほど好きでもないもののメモを優先しているので、本当に大好きなものが後回しになってるっす……。 2014年8月より前にジェネシスについて書いた…

久しぶりに聴いて良かったので。 標題：（保留） 分類：音楽＞洋楽＞ロック＞サイケ＞サイケポップ ■題名：SUDDENLY ONE SUMMERサドゥンリー・ワン・サマー 名前：J. K. & CO.J. K. ＆カンパニー 出身：アメリカ 発表年：1968年 製作国：カナダ 評価：B ★★★☆ ■曲目：01. BREAK OF DAWN02. FLY03. LITTLE CHILDREN04. CHRISTINE05. SPEED06. CRYSTAL BALL07. NOBODY08. O.D.09. LAND OF SENSATIONS & DELIGHTS10. THE TIMES11.…

先週をすっ飛ばしてしまった。主に今のアメリカのフォークミュージックが多かった。明けて今週、またプログレばかりのプレイリストだ。 Lucky Seven / Chris Squire www.youtube.com 曲の概要 「Lucky Seven」は、イエス(Yes)のベーシストとして有名なクリス・スクワイア（Chris Squire）のソロアルバム『Fish Out of Water』に収録されている楽曲です。このアルバムは1975年にリリースされ、スクワイアの卓越したベースプレイと作曲能力を示す重要な作品とされています。 アーティストについて クリス・スクワイア（1948年3月4日 - …

【木曜マック関連】６・Let's Get On The Ball / Jeremy Spencer & Chldren('72) 71年1月のツアーからクリスティン・マクヴィーが正式メンバーとして参加するも、ジェレミー・スペンサーはメスカリンの過剰摂取でメンタルも不安定となり、奇行が目立ち、ステージに穴をあけ、ミック社長激怒しそしてそのままカルト教団Child Of Godに拉致され(本人の弁に寄れば自主的に)マックを脱退。スペンサーの穴は急遽イギリスからグリーン(もちろん回復なんてしておりません）を呼び戻すことでなんとかしのいだとのこと。グリーンが加わった長時間のインプロヴィゼーションを含む…

歯ブラシ二種類の他にデンタルフロスを使っている。Y字型のホルダータイプだ。歯石のある部分に引っかかるのか、使っているうちに張り渡したフロスが少しずつ切れていく。 ヴァイオリンの弓みたいだなと思って頭に浮かんだのは、ジミー・ペイジのヴァイオリン奏法だ。『レッド・ツェッペリン狂熱のライブ』でその演奏を見る事ができるが、一曲弾いただけで弓がボロボロになってしまうので「もったいねえ」と思ったのを覚えている。 次いで連想するのはプログレバンドUKのエディ・ジョブソンで、透明な素材で作られたエレクトリックヴァイオリンを弾く彼は「ロックの貴公子」と呼ばれていたな。そのエディがゲスト参加をした事もあるジェスロ…

"U"のスタートもJETHRO TULLで"UNDER WRAPS"👏👏👏 ちょっと異色なのだが、ジェスロ・タルだから😁 収録曲⬇️ タイトル曲は１回聴くと耳に残る🤗

"Ｔ"の最後はJETHRO TULLの"TOO OLD TO ROCK'N'ROLL:TOO YOUNG TO DIE"👏👏👏 なんとまあすごいタイトルを付けたんでしょう、イアンおじさんは🥳 収録曲⬇️ メンバー⬇️ リリースは1976年、まだまだ若いぜジェスロ・タル ロックンロール🎸

【木曜はマック関連(新)】１・I Believe My Time Ain't Long('67) ジョン・メイオールのブルーズブレイカーズから独立したフリートウッド・マックは、ピーター・グリーン(g,vo)、ジェレミー・スペンサー(g)、ミック・フリートウッド(ds)、ボブ・ブラウニング(b)で、最初期ジョン・マクヴィー(b)は契約の関係でブルーズブレイカーズと掛け持ちでした。 ”I Believe My Time Ain't Long”は、67年11月リリースの英デビューシングルで、スペンサー作。エルモア・ジェイムズ好きのスペンサーならではの、”Dust My Broom”の有名なフレーズを…

特別な知識や経験がなくとも予想できるだろうが、肉付きの良い若い人間よりも年老いて痩せ細った人間の方が、亡くなって放置されてしまった時に発生する腐敗臭や虫の量は少ないという。例えは悪いが、生肉と干肉を同じ場所に同じ時間放置するのを想像すれば、詳しい仕組みは説明できずとも納得はできるはずだ。 「孤独死」「ひとり社会」といった言葉を頻繁に目にするようになって久しい。私自身、そろそろ40歳という、どうあがいても若いとは言えない年齢に差し掛かろうとしているうえ、現状の交友関係の狭さや経済状況等を考えれば、誰かに看取られ、綺麗な姿（あくまで遺体としての綺麗さだが）のまま葬ってもらうには、今すぐに命を落とす…