圧電セラミックを用いた、安価な発振素子。 水晶発振子より安価でLC発振回路に比べて安定性に優れているが、水晶発振子と比べて誤差が大きいため、クロックに高精度が必要とされる機器への使用には向いていない。
なお、「セラロック」は村田製作所の登録商標である。
#「セラ」と「ロック」に分割誤爆するので新設しました。
はんだごてタイマーを組んでる最中に328pを使ったArduino環境の時計機能について改めて調べました。 それはそう atmega328pは特段リアルタイムクロックの回路を持っているわけではないので(少なくともArduinoでは)ユーザーが関数の戻り値として得られる時間情報は、CPUのメインのオシレータの精度がそのまま時計の精度になります。 一般的に水晶振動子は数十ppm程度なので作ったままでもざっくり月差1分以内くらいには収まってくれるハズです。と言うわけでたかだか1時間くらいの、いつの間にか電源が切れてくれる今回の用途なら何にも問題ないな。と言うのが目論見でした。 ……ですが、まぁ自分のプ…
マウザーアワード2024受賞でいただいた3万円分電子部品で、できるだけ安くマイコンボードを作って、できるだけたくさんの人の配ろう、というプロジェクト。11/23,24 大垣ミニメイカーフェア(岐阜県大垣市)での配布を目標に「マイコンボードを岐阜でギフト #まいぎふ」としてやってます。 内蔵発信器での動作 ほとんどのRP2040マイコンボードは水晶発振器を搭載してます。一方で、ラズパイ公式が出してる資料には外部クロックは不要の記載があります。 RP2040 には独自の内部発振器が組み込まれているため、実際には、外部のクロックソースは必要ありません。 RP2040データシートより 水晶発振器が削減…
「それ、やってみよう」と言うブログで「完成した「オシロスコープのプリント基板」のお裾分け」と題する書き込みがあるのを知りました。内容を手繰っていくと、先日R909-DSPーPANEL基板で試しに走らせてみたラジオペンチさんのOscilloscope by Arduinoが元ネタでその回路を元にプリント基板を起こされ、DIYハンディオシロにまとめられたと言うことです。 このオシロでは特別な回路部品を使わず、ATmega328PにArduino UNOローダを入れスケッチを書き込むだけの構成です。早速ブログ主のパオさんにメールで問い合わせ、切手を送って基板と、入手難部品のプレゼントをいただきました…
自分の悪い姿勢を矯正したいと考えて分割キーボードを製作しています。前回の記事ではケースの設計について書きました。 今回は基板の設計とはんだづけについて。 基板の設計 キーボード基板 TRRSドーターボード USBドーターボード 基板が到着 基板へのはんだ付け Windows PCの電源投入時にキーボードが動作しない問題 スタビライザーの取り付け 基板の設計 キーボード基板 ケースの設計が一通り終わったところでケースに合わせて基板の外形を書き、素子の配置、配線ができるかを確かめる。 回路図は前作のものを使いまわしすればすぐにできる。 右手側の回路図 問題はPCBエディタでの配線。だいたい自分はい…