シルヴィオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)
イタリアの実業家。政治家。1936年9月29日ミラノ生まれ。
ミラノ大学法学部卒業。イタリア最大の放送ネットワークのメディアセットの創業者でもある。
イタリアの第74代、第79代、第81代首相、サッカーチームACミランの会長としても有名。しばしば過激な発言で周囲と舌禍事件を起こしたり女性関連のスキャンダルが発覚することで有名。
政治家暦など
- 1994年にフォルツァ‐イタリアを結成し下院議員に当選
- 1994年5月に首相となるが、政界進出前の贈賄容疑で同年12月に総辞職、1995年に退任。
- 1998年7月に有罪判決を受けたが、2001年11月までに最高裁で時効を理由に無罪が確定。
- 2001年総選挙で再び勝利し、再度首相となった。首相在任期間は戦後のイタリアでは最長。
- 第2次政権時代の2003年に、歌手でギタリストのマリアーノ・アピチェッラと共作でCDをリリース。
- 2006年の選挙に僅差で敗北してプロディ元欧州委員長に政権を譲った。
- 2008年4月に再び首相になった。そしてクリスマスにラブソング集のCDを発売する予定。
- 2011年11月、債務危機により、3度目の首相辞任。
- 2012年12月、27歳の女性と婚約。
- 2013年8月、脱税による有罪判決を受ける。
女性問題
ベルルスコーニ氏は不倫、売春などでたびたびスキャンダルが明るみに出ている。
ベルルスコーニ氏自身は高級娼婦などに金銭を支払うことについて「困っている友人を助ける単なる贈り物だ」と主張している。
- 2009年にノエミ・レティツィアや売春婦のパトリツィア・ダダリオを相手にした売春疑惑が浮上
- 2010年、ベリーダンサーのカリマ・エル・マフルーグを売春したとして少女買春と職権乱用の罪で起訴される
など
失言
- 「イタリアにはかわいい女の子がたくさんいるからレイプをなくすのは無理」
- 「誰だっけ、あの日焼けした男。ああ、バラク・オバマだ」(しばしばオバマ氏を「日焼けした人」と表現している)
- 「美しい少女に熱を上げるのはゲイになるより立派なことだ」
- 「ヒトラーは生きている」
など
