上海アリス幻樂団製作のショートストーリー付き音楽集の登場人物。オカルトサークル・秘封倶楽部のメンバーである。結界の境目が見える程度の能力を持つ。相方の宇佐見蓮子が「マエリベリー」と言う名前を上手く発音できないので、ニックネームで「メリー」と呼ばれている。近未来の京都の大学生で、「相対性精神学」を専攻している。
結界に関する能力、髪及び服装の色、「ハーン」と「八雲」という名前の関係から、住む世界は直接繫がっていないものの、八雲紫と何らかの関連があるのではないかと指摘されている。特に、秘封倶楽部二作目の「夢違科学世紀」では、ジャケットに八雲紫の操る「スキマ」が見え、夢の中で実際に結界の向こうで紅魔館や永遠亭の竹林に行っている描写が見られる。これより、彼女の「結界の境界が見える」能力は進化して「結界を操る」能力となり、マエリベリー・ハーンは八雲紫本人だ、とする説も挙がっている。