任天堂より2003年11月7日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用レースゲーム。
マリオカートシリーズの第4作目。
最大の特徴は「2人乗り」。1台のカートに2人で乗り込み、前に乗るキャラクターが運転を、後ろに乗るキャラクターがアイテム操作を担当する。レース中にキャラクターの前後を交代できる。「2人乗り」ではあるが、1人のプレイヤーで2キャラクター(=1台のカート)を操作でき、2人のプレイヤーで2キャラクターを操作して協力するタッグプレイも用意されている。
本作からキャラクターだけでなくカートも個別に選択する仕組みとなり、性能の異なる複数の種類のカートが登場するようになった。
キャラクターの数は前作までの8人から大幅に増加。キャラクター別に専用のスペシャルアイテムが用意されている。キャラクターが軽量級・中量級・重量級の3段階に分かれているが、本作はカート側にも重量が設定されており、例えば軽量級のカートではキャラクターの両方が軽量級でないと乗ることが出来ない。
コース数は全部で16コース。
おなじみのグランプリ、タイムアタック、VS、バトルといったモードが用意されている。テレビ画面を4分割して最大4人の対戦が可能。また、ブロードバンドアダプタに対応しており、その環境を用意するまでのハードルは非常に高いが、2〜8台のGC本体をLANケーブル、ハブで接続し、それぞれ別のテレビを使用しての最大8人(タッグプレイでは最大16人)の対戦プレイや、2台のGC本体をLANケーブルで接続し、2台のテレビ画面を最大4分割しての2〜8人の対戦プレイが可能だった。