田中芳樹の小説『アルスラーン戦記』の登場人物。 山賊を生業とするゾット族の族長ヘイルターシュの息子にしてゾット族の族長代理。妹のアルフリードは次期族長に使命されていた。視力に優れた弓の名手で、剣の腕も立つ戦士。 父がヒルメスに殺害された後、消息不明となっていた妹アルフリードを探してパルスを放浪する。マルヤムの内親王イリーナに、ヒルメスと会うための旅の助力を依頼され、行動を共にしていた。クバードとの出会いやアルフリードとの再会を経てアルスラーン陣営に与することになる。