ロッキード疑獄 600ページの大著、読み終えました。 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス が副題です。 事件が発覚したのは1976年、ぼくが大学を卒業する頃です。 コーチャンとかピーナッツとか丸紅ルートとか、 「記憶にございません」とか、 連日報道されていたのを覚えています。 それくらい世間を騒がせたニュースでしたね。 この本を読んで少しずつ記憶がよみがえったのと同時に、 勘違いがあったことにも気づきました。 田中角栄はロッキード事件で首相を辞任したのではなく、 その前からの金権疑惑で退陣したのですね。 (立花隆の「田中角栄研究」、いまでいう文春砲で) もう一つ、ニクソンが中国を電撃訪問した この米中の「頭…