大正9(1920)年、阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)が神戸本線と同時に開業させる。計画当初、神戸本線は伊丹を通る予定になっていたが、計画が変更されて現在のルートに変更。その代替路線として塚口から分離して伊丹へ向かう路線が敷設されたのである。昭和42(1967)年には神戸本線と同様に、架線電圧が600Vから1500Vに引き上げられる。
平成7(1995)年の阪神・淡路大震災では、高架の伊丹駅が全壊。駅舎復旧まで3年10ヶ月を要した。
塚口駅の稲野方にあるカーブの半径は60メートルであり、これは“阪急一の急カーブ”となっている。昭和41(1966)年以前は、直線であったが、二両編成でしか入線できなかったホームから、四両編成対応のホームに付け替えた為、現在のような急カーブになってしまった。