「黄帝内経」は、現存する中国の最古の医学書と言われています。黄帝とその臣である6人の医者と問答を記録し、「素問」(81編)、「霊枢」(81編)から成っていて、漢の時代につくられたそうです。 でも散逸してしまい、京都仁和寺に一番古いものが残っているそうです。 病気をどう治すかが書かれているのではありません。 月、地球、天体の運動のリズム、天候、気候の変化からどういう病気が流行するか推測して、どういう予防、治療をすればよいか書かれています。 中医学(中国の医学)の源は「黄帝内経」です。 のちに「黄帝内経」から専門化して漢方、鍼灸、気功、易、按摩、風水、、、と発展しました。 「黄帝内経」の162編中…