関西文化学術研究都市は、京都府、大阪府、奈良県にまたがる木津川左岸の京阪奈丘陵地域。通称は「けいはんな学研都市」。
関西文化学術研究都市建設促進法 (昭和62年法律第72号)に基づき、近畿圏において培われた豊かな文化・学術・研究の蓄積を活かし、
という学研都市の理念に立って、創造的、かつ国際的、学際的、 業際的な文化・学術・研究の新たな展開の拠点づくりを目指すものであり、近畿圏はもとより、我が国及び世界の発展に大きく寄与する国家プロジェクトである。
1978年9月に関西学術研究都市調査懇談会が発足し、その後、建設が進んだ。
けいはんな学研都市を囲むように路線が通っているが、一方で同都市の中心部には鉄道路線が無い。
そのため、公共交通機関を利用する場合は周辺の駅からバスに乗る必要がある。
1978年9月、関西文化学術研究都市調査懇談会(座長:奥田東 元京都大学総長)「新都市構想」を提案。
1986年6月、(財)関西文化学術研究都市推進機構設立。
1987年6月、関西文化学術研究都市建設促進法公布・施行。
1987年9月、建設促進法に基づく「関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針(基本方針)」を決定。
1988年3月、3府県(京都、大阪、奈良)の「関西文化学術研究都市の建設に関する計画(建設計画)」を承認。
1989年8月、(株)けいはんな設立。
1993年4月、文化学術研究交流施設「けいはんなプラザ」開設。
1994年9月、けいはんな 学研フェスティバル‘94開催(~11月)。
1996年4月、関西文化学術研究都市セカンド・ステージ・プラン推進委員会の答申(関西文化学術研究都市の今後の整備方策について)。
1996年7月、産学官の関係者で構成される「セカンド・ステージ・プラン事業推進会議」発足。
1997年4月、「基本方針」の変更(第1回)。
1997年7月、奈良県「建設計画」変更の承認。
1999年7月、関西文化学術研究都市建設促進法改正(地方分権関連)(2000年4月1日施行)。
1999年10 月、「基本方針」の変更(第2回)。
2001年4月、セカンド・ステージ・プラン事業推進会議が「けいはんな新世紀戦略プログラム」を公表。
2004年11月、関西文化学術研究都市「都市びらき10周年」記念式典。
2005年3月、「関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会」提言とりまとめ。
2006年3月、京都府「建設計画」変更の承認。
2006年3月、「関西文化学術研究都市 サード・ステージ・プラン」策定。
2006年3月、「近鉄けいはんな線」開業。
2006年11月、「サード・ステージ推進会議」設立。
2007年4月、「基本方針」の変更(第3回)。
2008年8月、京都府「建設計画」変更の同意。
2009年3月、奈良県「建設計画」変更の同意。
2009年7月、大阪府「建設計画」変更の同意。
2010年7月、「次世代エネルギー・社会システム実証地域」指定
2011年12月、「関西イノベーション国際戦略総合特区」指定。
2013年5月、京都府「建設計画」変更の同意
2014年6月、奈良県「建設計画」変更の同意。
2016年1月、京都府「建設計画」変更の同意。
2016年3月、「新たな都市創造プラン」策定。