ということで横山『三国志』に戻ってきました。 うむ、どうしても今の私は『三国志』が一番居心地よくてな。 ネタバレしますのでご注意を。 ところで吉川『三国志』を読んでいたら先の部分で関羽が玄徳から手紙をもらいそこに「お前が曹操に仕えて出世したいと思うのなら私は快くそれを許したいと思う」と書かれていたのを「私のことをそんな軽々しい男と思っておられたのか」と悔しがる場面として描かれていて「それもまた良いねえ」とにやにやしてしまった。 一方、横山『三国志』では関羽も玄徳もまったくそんな余計な心配などせずお互いまっしぐらに相手を信じ切っているのだけど。 やっぱり横山氏は浮気など考えもしない一途さを描いて…