1958年6月から1961年12月まで42ヶ月間続いた日本の高度成長時代の好景気の名称。神武景気の31ヶ月を超えたことから、天照大神が岩戸に隠れて以来の好況の意味で名付けられた。設備投資が景気を主導し、順調に発展していた。大企業を中心とするサラリーマンの所得が大幅に増えた。また、大量生産・大量消費時代が到来して小売市場にスーパーマーケットやスーパーストアなどの大型店舗が全国各地に出現した。池田勇人首相による「所得倍増計画」が決定され、また電気冷蔵庫、電気洗濯機、テレビが三種の神器としておおいに普及した。