明治33年三重県鳥羽市生まれ。 日本の男色文献研究の先駆的存在。竹久夢二に師事し、代作も務める。 江戸川乱歩の小説『パノラマ島奇談』『鏡地獄』等の挿絵を担当。乱歩とは男色研究においても同好の友であり、ライバルでもあった。 主著に『本朝男色考 男色文献書志 合本』(原書房)など。『本朝男色考』は英語・仏語にも翻訳されている。 鳥羽市の生家は現在「鳥羽みなとまち文学館 岩田準一と乱歩・夢二館」として公開されている。
★ 鳥羽の江戸川乱歩館における「乱歩作品と挿絵の世界」展示館がオープンいたしました。小松史生子さんと森永香代さんが協力されました。 ※江戸川乱歩館のHPも、ご覧下さい。 rampomuseum.com
★ 森永香代さんが、「研究を続けるということ――岩田準一を研究してきて」を『アウリオン』Vol.40(白百合女子大学 言語・文学研究センター)に寄稿されました。 ・『アウリオン』Vol.40、白百合女子大学 言語・文学研究センター発行、December2022 ※白百合女子大学言語・文学研究センターのHPも、ご覧下さい。 www.shirayuri.ac.jp
はじめに 古本市で出逢った #鳥羽志摩の民俗(#岩田準一 著)を手に伊勢志摩へ。伊勢神宮のお膝元ゆえ、明治の神仏分離の荒波で失われた伝承を記録する貴重な一冊 #柳田國男 #竹久夢二 #江戸川乱歩 目次 古本市で出逢った「鳥羽志摩の民俗」 著者・岩田準一の華麗な人脈 伊勢志摩の民俗と伝承 伝承を追って伊勢志摩めぐり 本文 古本市で出逢った「鳥羽志摩の民俗」 年に二回、春と秋に開催される四天王寺の古本市。 昨秋、出逢ったのが「鳥羽志摩の民俗」 奥付には「昭和45年配布」と記載されており、関係者に配られる限定版であったようです。 鳥羽志摩の民俗 志摩人の生活辞典(限定版) 著者・岩田準一の華麗な人脈…
★ 小松史生子さんが、博物館明治村「謎解きアトラクション 江戸川乱歩の不完全な事件帖」および企画展「『犯人は誰だ?』謎解きの誕生~明治・大正の探偵小説から江戸川乱歩まで」の企画協力をされています。 なお、企画展「『犯人は誰だ?』謎解きの誕生~明治・大正の探偵小説から江戸川乱歩まで」の入場料の一部が、鳥羽の江戸川乱歩館復興支援に寄付されることになっています。よろしくお願い申し上げます。 ・以下のHPをご覧ください。 www.meijimura.com ・「謎解きアトラクション 江戸川乱歩の不完全な事件帖」 開催期間 2月26日(土)~7月24日(日) 開催場所 博物館明治村(愛知県犬山市) 受付…
">最近鬱気味で、やりたいことも見つからず、もやっとしていたんですが、(その過程で団鬼六『花と蛇』に手を出して大変なことになった)ふと、今持ってる、軍隊ソドミア小説資料を岩田準一氏の『男色文献書誌』よろしく、『軍隊ソドミア文献書誌』としてまとめたらいいのでは? となり、まとめていたら結構楽しく、何とか本にできたらいいなと思います。 "> 今までの調査対象が、『さぶ』『薔薇族』とまりだったんですが(林月光調べで見つけていた)、『アドン』や『月刊サムソン』にも軍隊ソドミア小説が載っていると教えてもらい、調べたいんですが、『アドン』は国立国会図書館が持っているにしろ、『月刊サムソン』は国立国会図書館…
まえがき 2022年。近代男色文学、もしくは近代少年愛文学が好きな人間にとって画期的な文庫が出た年であった。中公文庫から刊行された『給仕の室-日本近代プレBL短篇選』によって、今まで読むことが困難だった男色小説(中公文庫の言葉を借りるなら近代プレBL)に気軽にアクセスできるようになったのだ。そればかりではない。季刊男色で以前取り上げた綿貫六助の発禁雑誌に掲載された作品群が次々とKindleで刊行され、うれしい悲鳴を上げることに。200円払えば綿貫作品が気軽に読める時代がやってくるなんて!そんな空気に即発されて、もっと近代文学に男色作品があるのではと編んだのがこの本。主にツイッター(現X)のフォ…
こんにちは。メガネです。さて、文学フリマ東京の参加も第37回で、3回目。慣れたか慣れていないかと言われると慣れてないですし、心臓ドキドキバクバクです。はい。今回も「季刊男色」シリーズの新刊で参戦します。 テーマは、「近代男色文学選」で、ツイッター(現X)のフォロウィーさんおすすめのものから、カストリ雑誌に紹介があったもの、岩田準一氏の「男色文献書誌」に紹介があったものの中から15編ほど、あらすじをおこしております。興味がありましたら是非、ブースにお立ち寄りください。A5サイズ、20ページ、200円です。また、なぜかゆるゆると調べ続けている、綿貫六助についてですが、こちらも、2023年以降にわか…
賢島から志摩磯部 昨日の続きです。 賢島は志摩線の終点なので、戻るだけになる。鳥羽に戻るまでに、もうひと駅どこかで下車しようと思い、目をつけたのが志摩磯部。この駅はかつては志摩スペイン村の玄関口として乗客が多かったのだが、スペイン村への直行バスが廃止され、さびれてきたという駅だ。こういう場所が結構好きだったりする。 この日は私と同じ列車で下車した乗客は3、4人だった。改札内は引っ越し後の家のように、何もないスペースががらんと広がっている感じだ。 志摩磯部駅の改札内 駅舎は、スペイン村に合わせて異国風のしゃれた建物になっているが、あまりメインテナンスがされていないのか、どこか廃墟感さえ漂うように…
★『新青年』趣味23号の通販が始まりました。以下の場所で扱っています。 よろしくお願い申し上げます。 書肆盛林堂 seirindousyobou.cart.fc2.com 文生書院 www.bunsei.co.jp 日本の古本屋 www.kosho.or.jp アマゾン https://www.amazon.co.jp/dp/B0C5X86SZS/ 『新青年』趣味23号 表紙 西山彰「横溝正史『八つ墓村』より」 特集「横溝正史」 Contents(A5判・340ページ) 父の仕事机によせて 野本瑠美 映画「猛襲」あれこれ 浜田知明 横溝正史における改稿の意欲 ――『死仮面』の場合―― 山口直孝…
★『新青年』研究会の会誌『新青年』趣味 23号 特集「横溝正史」を、以下の予定で頒布いたします。 ・頒布予定 ・第三十六回文学フリマ東京 期日 2023年5月21日(日) 時間 12:00~17:00 会場 東京流通センター 第二展示場 (かー31) https://bunfree.net/event/tokyo36/ アクセス 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分 https://bunfree.net/access/tokyo-trc12f/ 頒価 2,000円 ※書肆 盛林堂、文生書院、アマゾン、日本の古本屋でも販売を予定しています。詳細はお待ち下さい。 ★(2023-5-23記)文…
明日はすでに整体を予約しているので、今のボロボロを少しでもクリアできるといいな……指も足も傷だらけだし……今日はカーテンを洗って窓掃除(ほぼ家のぜんぶ)を高圧洗浄機でやったので、腕があがりません。明日は洗濯と整体しか行かない。できたら簡単に掃除、って感じです(できなかったら日曜日にする)。衣替え、やろうかなと思ってたんですが相変わらず気温が定まらないっぽいので少しのばそうかなと……。 連休なんだから休まないとね、って話ですよね……本当にさ……週末から地獄見るよ…… ☆今日のメモ インヴェスドクターさんはTwitterを使っています: 「5類移行のこのタイミングで、週ごとの新型コロナ新規感染者数…