2024年4月1日、JR北海道は「中期経営計画」を公表した。この計画の中で、同社は北海道新幹線札幌延伸開業後の検討課題として「札幌~旭川間及び札幌~新千歳空港間の在来線高速化」という構想(以下「在来線高速化構想」と総称する)を打ち出した。 https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240401_KO_chukikeikaku.pdf 在来線高速化構想によれば、札幌~旭川間を最速60分(現行最速1時間25分)、札幌~新千歳空港間を最速25分(現行最速33分)で結ぶという野心的な構想となっている。 さて、この構想を実現する最大の障害は「踏切」…