「青天の霹靂」とは、まさにこういう時のために使うたとえなのだろう。 おそらく世間にそう思わせたのが、女優・吉川十和子とファッションデザイナー・君島一郎氏の御曹司・明氏との、婚約に始まるドタバタ劇だったのではないだろうか。 吉川は元JALのキャンペーンガールで、その後、雑誌「JJ」のモデルを務め、「フェラガモ」コレクションでも知られるお嬢様女優。 一方の明氏は、医師から転身。 女性誌などでは「日本のアルマーニ」と称される、一郎氏の会社「君島インターナショナル」の副社長だった。 そんな2人が東京・紀尾井町のホテルニューオータニで婚約発表会見を行ったのは、平成7年(1995)12月6日だった。 とこ…