1956(昭和31)年、大阪市天王寺生まれ。
高校卒業後一年ほど建設会社に勤務。その後、夜間の大阪シナリオ学校に通い、大阪芸術大学映像学科へ入学。
81年滝田洋二郎監督のデビュー作「痴漢女教師」で脚本家としてデビュー。以降、滝田監督とのコンビで、二十本以上の獅子プロダクション製作・にっかつ配給のポルノや、内田裕也氏との共作で86年度毎日映画コンクール脚本賞を受賞した「コミック雑誌なんかいらない!」などの脚本を執筆。
その後、小説執筆に取り組み、「6000フィートの夏」で、平成5年度第73回オール讀物新人賞を受賞。
1994(平成6)年7月19日心不全のため、大阪茨城市の仕事場にて逝去。享年38歳だった。
(高木功「百年、風を待つ」東京創元社をもとにした)