令和5年2月の国立劇場の文楽は、近松門左衛門の3本立て。ぽん太は第二部の「国性爺合戦」(こくせんやかっせん)を選びました。 この演目は以前に歌舞伎で見たことがあるはずですが、ま・っ・た・く覚えてません。寝倒していたのか、セリフが聞き取れなかったのか。でも文楽では字幕が出るので、セリフは理解できそうです。 全体のあらすじや登場人物を知りたい方は、国性爺合戦 - Wikipediaをご覧ください。 最初は千里が竹虎狩の段。歌舞伎の時はなかったので、初めて見る段です。主人公である超人的な和藤内とその母が、中国で竹林に迷い込むのですが、そこに虎が現れます。背景の陰からぬっと顔を出すのですが、なんと人形…