Kindleで買ったものでずっと放置していました。あまり長くないので通勤中にサクッと読めます。 若い頃に堺屋太一さんの「巨いなる企て」を読みました。あの本を読むまでは、学校の教科書にある三成像が、何やら気持ち悪くて、嫌いでしたね。徳川時代に「悪役」として亡くなったあとも酷い仕打ちを受け続けていたんですね。なので残っている肖像画もかなり異様な顔や表情なんですね。学生の頃とは違い、「巨いなる企て」を読んだあとは、石田三成に対する味方が変わりました。そういう前知識や火坂雅志さんの「天地人」などの影響もあり、随分と石田三成に対する印象も現在は変わってきているのでしょう。 この本にもある「歴女」と言われ…