持将棋とは、両方の玉が入玉し、お互いに詰む見込みが無くなってしまった時、特別ルールとして、駒を点数として数え、勝敗を決めること。または、左記方法によって点数を計算した結果、引き分けとなること。
日本将棋連盟における持将棋の規定は以下の通り。
プロの公式戦では、たがいに入玉し、詰ませる見込みがなくなり、これ以上駒が取れなくなった時点で駒を数えます。
玉を除いた駒(盤上・持ち駒とも)のうち、飛車と角を5点、その他の駒を1点とし、両者とも24点以上あれば引き分けに再試合となります。24点に満たなければ負けとなります。
なお、駒落ち将棋の場合は、落とした駒が上手にある、と仮定して点数計算をします。(例・角落ちで、上手に大駒1枚、小駒14枚ある場合は、24点として計算)
アマチュアの大会では、「27点法」といって、上記の計算で27点以上あるほうが勝ち、同点の場合は後手勝ち、とする場合もあります。(以下略)