中国の四大奇書のひとつ。 編者については諸説あるが、施耐庵と羅貫中の共著という説が一般的。 北宋末、百八星の生まれ変わりである盗賊が梁山泊を寄り所として国の権力に反抗するという義賊物語。 中国では偉大な物語とされ、カバーすることは恐れ多いとされるとかいう話らしいが、日本では色々な作家が挑戦している。
水滸伝 一丈青扈三娘 豪傑ぞろいの男たちに ひけをとらない武勇と美貌 あらすじ データ ポイント 扈三娘:閻巍 王英:劉樹軍 天津市青年京劇団 youtu.be あらすじ 北宋末期。汚職を許さない義賊が集う梁山泊と祝家庄が争いになり、扈家庄の扈三娘が祝家の救援に来る。 扈三娘は王英を生け捕り、偵察をしていた宋江を追うが林冲に捕らえられる。 扈三娘 武旦 王英 武生・武浄・武丑 颯爽と登場する扈三娘背後には「扈」の文字が入った旗 データ 別名《奪錦標》。 武旦がメインの芝居。 「九陣風」閻嵐秋(1882-1939)の代表作で、宋徳珠(1918-1984)が得意とした演目。 もとは中国の小説で四大…
年末年始で水滸伝を読んだ。 文庫本19冊。 図書館では書庫にしか置いてなかった。学芸員さんに、書庫から持ってきてもらうために「水滸伝」とメモして見せた。が、読み方を知らかなかった。完全に流行りじゃない。 中国にいる頃に読めば色々人も旅行も広がっただろうに、今さら... 梁山泊と水路だろうと思われる場所の地図。台er庄の展示の中にあった。水色矢印に車旅していた。水滸伝の舞台‼‼ 今の職場で、司馬遼太郎好きと言っていた人に話題をふってみたら、北方謙三は未読のようで、撃沈。 旦那は実家にあったと言うし、"水滸伝読んだ"と言うのでふってみたら、かみ合わず、撃沈。 そもそも私が読もうと思ったきっかけは、…
水滸伝 曙光の章 (一) (集英社文庫) 北方謙三 集英社 (2006年10月18日発売) f.②2025/1/13 (2025-003)f.①2007/1/3p.2006/10/18 from amazon site 北方版『水滸伝』待望の文庫化!北宋末期、汚濁しきった政府を倒すため、立ち上がった漢たちがいた――。北方謙三が描く壮大な革命譚、ついに文庫版刊行。司馬遼太郎賞受賞作。全19巻+別巻。(解説/北上次郎)
江湖の侠客父娘が殴り込む ”水滸戯” 水滸伝の後日譚 あらすじ データ ポイント 鑑賞 あらすじ 宋代。 梁山泊の好漢・阮小七は蕭恩と名を変えて娘の桂英と漁に出て生計を立てていた。 かつての仲間の李俊と倪栄が訪ねてきたところに、土地の有力者・丁自變の家の者がみかじめ料を納めるよう蕭恩に迫るが、李俊と倪栄が突っぱねて追い返す。 丁家の用心棒たちが蕭恩の家を襲ってくるが、蕭恩は返り討ちにして役所へ訴える。しかし官吏は丁家と裏でつながっていたため、蕭恩は杖刑を受けた上に丁自變へ賠償するよう命じられる。 蕭恩と桂英は丁自變のもとを訪れ、珍品の慶頂珠を献上すると伝えて不意を突き、皆殺しにして他郷へ逃れる…
京劇の舞台の技のひとつ「矮子功 ai zi gong 」。英語で「 The Dwalf Walk 」。 「矮」とは「ひくい」「みじかい」「背丈が小さい」という意味で「 Dwalf 」(ドワーフ)とは「小人」。伝説上の小人族のことです。 中国の小説『水滸伝』の登場人物「王英 Wang Ying 」は梁山泊の好漢のひとり。「矮脚虎」という渾名で「短足の虎」という意味で、容姿や特徴を表すその名のままに目つきの鋭い小男です。 王英は京劇の舞台において「武丑」が「矮子功」を以て演じられています。 「台上一分鐘台下十年功」という言葉がありますが、舞台の上に立つ一分間は十年の修練に相当するといった意味です。…
『水滸伝』読んでてどうしても『GR地球が静止する日』を観ずにおれなくなったので急ぎプライムdアニメストア入会して鑑賞中。 今川泰宏監督の横山光輝独り占め(どういう嫉妬)みたいな激しい演出に嫌気を感じたこともあったけど『水滸伝』読んでてアニメ鑑賞したくてしょうがなくなるというのはやはり共感しているということなのだろう。 そして『ジャイアントロボ』ではなく『水滸伝』を読んでいる時に観たくなったというのもおもしろい。 横山作品は重いテーマを描いても独特の明るさがあってその感覚を出すのは案外難しいのかもしれない。 今川監督感性はそこが一番合っていると思う。 鑑賞中なので口数少なくなりました。 うん、楽…
楽しい。 昨日まで立場や規則に人生を縛りつけられ平和と幸福を求めながらも戦争という地獄に落ち込んでいく物語を味わった後では「こんなくだらない生活こっちから願い下げだ」と無法者になっていく男たちの清々しさよ。 ところで「日本では『三国志』は人気があるが『水滸伝』はあまりない」という評をよく見る。それは日本人がお上に従って生きる性質で『水滸伝』のような反逆者の精神は持っていないからだと続けられるのだが果たしてそうなのだろうか。 『水滸伝』より『三国志』のほうが人気がある、というところまではそのとおりだろうが、では新しく作品を作る上での見本というか教科書というかテンプレート的なものは案外『水滸伝』な…
前回のブログでは、私が移住を決意した理由についてお話ししました。 今回は、移住先をどこに定めるかについて、実体験を踏まえてお話しします。 題して、「ねぐらの定め方」。 決意はしたものの、どこに行くのがよいやら ファミコン「水滸伝 -天命の誓い-」の主人公たちは、 逃亡に逃亡を重ねた末に、 ここぞ、と見定めた地を「ねぐら」とし、定住を始めます。 現実世界の移住で、これと同じことをやっちゃう方もいます。 中古の軽ワゴンとかで全国を巡って、運命を感じた地に根を下ろす。 行動力とロマンのあるかっこいい生き方であります。 敬意をこめて、このブログでは、こういったストイックな移住者を、 「移住仙人」と呼ん…
Wikipedia 英語版の水滸伝の記事を読みながら英語・英単語の勉強をしていきます。「張清」に続き第3回は索超です。 en.wikipedia.org ja.wikipedia.org 索超(“急先鋒”,天空星,第19位) The novel depicts Suo Chao as seven chi tall and striking in appearance with a round face, big ears, squarish mouth and a beard which nearly obscures his face. He is a senior military off…
Wikipedia 英語版の水滸伝の記事を読みながら英語・英単語の勉強をしていきます。「瓊英」に続き第2回は張清(瓊英の夫)です。 en.wikipedia.org 張清(“没羽箭(ぼつうせん)”,天捷星,第16位) ・瓊英の夫 ・張青(孫二娘の夫)との混同に注意。張清も張青も Zhang Qing The novel depicts Zhang Qing as a handsome, energetic and agile warrior with waist like that of a wolf, arms like those of an ape and a body like tha…