宇宙と云うのは不思議な存在 数多の星々を輝やかせて 何んと云うこの静けさだろう 生命波動を生々とひびかせながら それでいてこの深い深い静けさ そんな深い静寂の中から この地球世界にひびいてくるいのちの躍動 天空の彼方から大地の底から 生きのいのちの輝やかなことばが すべての存在を生かしきろうとしている だが まだまだ駄目なのだろうか 地球世界は幼なすぎるのか 権力と金力が生むあらゆる欲望の渦の中で 人と人とが国と国とが争い合う 生命の本源を忘れ果てた 地球世界の権力者たち 業想念波動に踊らされる肉体人間の群れ そんな人々の吐き出す黒雲に蔽われて 地球世界の悲劇はどこまでも発展してゆこうとする …