想いが運命を作っている 「光に住して光に把われず 空に住して空に把われず 業に住して業に把われない」 ということについてお話してゆきましょう。 この世の中というのは想いで出来ています。その想いはどこから来るかといいますと、はじめ大生命があって、その生命が分かれて小生命となり、人間になっている。そのいのちのエネルギーを土台にして想いが出来ている。ところがいのちのエネルギーを土台にはするけれど、命の本筋をいかないで、本筋からはなれてしまって、肉体という一つの場に片寄ってしまった。そして肉体だけの平和とか、肉体だけの安心とか、肉体だけの富とか、そういうものばかり考えて、把われてしまった。それでだんだ…