秋風に乗って 人生の悲哀が身に沁みると云う そう云う心の状態をもう通り超えた人々にも 秋風はしみじみとした郷愁を通わせる 私たちの故郷は神のみ心の中 愛と調和の穏やかな光の中 自らのいのちをいとほしみ 人々のいのちの輝きに心をほころばせる 私たちの生活(たつき)は光明一筋の平和の道 まなかいにくりひろげられている 地球世界の闇黒絵巻も 私たちにとっては 過去世の波の消えてゆく姿 もう真っすぐに天地を貫いている 光の太柱の中で 私たちの心は平和の祈り一念に 大天使群の光のコーラスに守られて やがてくる冬の寒さに耐える力を養いつづけている 教会の鐘が聞えてくる 経文のひびきがどこかでする やがては…