今回はシリーズ第18弾、雄略天皇・7回目を紹介する。百済における紀大磐、蘇我韓子、小鹿火の出世争いが描かれる。また八咫鏡が大伴大連の元へ移動する。即位9年・夏の出来事。次の流れで紹介していく。 ・3大将・紀大磐、蘇我韓子、小鹿火の出世争い・采女大海の日本への到着と紀小弓の戦死に対するめぐむこと・田身輪邑での古墳建造・蚊嶋田邑(かしまだのむら)の家人部の出自・角臣(つののおみ)の由来、八咫鏡が大伴大連に渡る・まとめ 以下、日本書紀 雄略・即位9年・5月(夏)より。 ■3大将・紀大磐、蘇我韓子、小鹿火の争い紀大磐宿禰(きのおおいわのすくね)は父が既に死んだことを聞く。 そこで紀大磐は新羅へと向かう…