神道をお勉強した方はご存知ですね。ご存じない方は、そうなのか…と、興味を持たれたらお勉強をして下さいね。 では、要点を簡単に。 「斎庭稲穂の神勅」(ゆにわいなほ)とは、天照大御神が天孫降臨の際に与えた三大神勅のひとつで、天照大御神が高天原で育てた稲穂を、瓊瓊杵尊(ににぎ)に与え、天上の如く米を作り初穂を供えるよう(収穫の感謝の意)、また、その稲穂をもって豊かな国へと繁栄させなさいと神勅(しんちょく)されたというものです。 この神勅には、次のような意味があります。 ①日本において稲作は神代の時代から受け継がれてきたものである。 ②日本人は神聖なお米を大切にし、稲作を守り続けていかなければならない…