ワカ姫と押草 2014-01-28 21:56 「おしくさ」は、表の意は「(扇に) 押し合せた草」だが、奥には「押腐」で「穢を押し祓う」の意がある。これは「おしくも (押雲)」「むらくも (叢雲/放雲)」「くさなぎ (草薙/腐投)」などと同義。「押草」は、「押腐」の言霊を世に発動するための物実なのである。 ワカ姫はなぜ「たのき (田の東)」に立って扇いだのか?風が東から吹いてたためとも言えるが、「たのき (田の起き)」を図るためだったと思う。後ホ32に「オオナムチ "たなか" のり」というのが登場するが、この「たなか」は「たのき」と無関係とは思えない。 『わかがえる』という言葉は、歳が若くなる…