www.allcinema.net 石川達三の新聞小説(毎日新聞←どおりで、主人公佐分利信の弟役藤田進氏が毎日新聞の人になっている。)の映画化。1944年8月3日封切。配給、女性のモンペ姿などが日常的であり、「この世界の片隅に」*1のリアルタイムバージョンとも感じられる。隣組の組長選びや、寄り合いなども細かく描かれているが、今年度町内の役をしている自分には親近感。普段の自分は町内の集まりとかもうすぐだなと考えるだけで憂鬱になるタイプなのに、町内の役になってしまうと、この映画の個人主義のおっさん絵描きみたいなのを、やることやってからへらず口たたけ、みたいな視点でみてしまう。時代が悪くなってしまっ…