分布定数回路において、伝送線路の特性を表す量。
伝送線路を無限に長く伸ばすと、線路上のどの点においても電流と電圧の比Zは一定になる。そこで、ある伝送線路をかりに無限に長く伸ばした時のZの事を、この線路に固有の特性インピーダンスと呼ぶ。
ネットワーク機器やケーブルなどでは、たいてい特性インピーダンスは50Ωに統一されている。
単なる「抵抗成分」の意味ではないことに注意。
こんにちは。Noiseです。 Noiseはメーカー勤務でEMCエンジニアとして勤務しています。 今回は、EMCの仕事をしていれば必ず耳にする、「特性インピーダンス」について紹介しようと思います。 電気回路の理解と設計において、特性インピーダンスは重要な概念です。 電気信号が回路内を流れる際に、その回路がどのように振る舞うかを理解するために欠かせない要素です。 本記事では、特性インピーダンスの基本概念から応用例までを解説し、読者がこの重要なパラメータを理解し、電気回路設計において活用できるように導きます。 特性インピーダンスの世界に足を踏み入れ、電気回路の複雑な仕組みを探求してみましょう。 この…
三角関数 cosπ/2の値は?1分でわかる求め方、cosπ/3、cosπ/4、sinπ/2の値と角度は? cos2πの値は?1分でわかる求め方、何度、cos0、sin2π、cos2π+sin2πの値は? cosπ/6の値は?1分でわかる求め方、sinπ/6、tanπ/6、cosπ/3、cosπ/4の値は? cosπ/6の値は?1分でわかる求め方、sinπ/6、tanπ/6、cosπ/3、cosπ/4の値は? tanπ/6の値は?1分でわかる求め方、sinπ/6、cosπ/6、tanπ/3、tanπ/4、tan6分の7πの値は? cosθ=0 やcosθ=1の角度(θの値)は何度か?sinθ=0…
ケンブリッジオーディオのスピーカーシステム「SX-50」を入手し、音を出してみた。その所感。 SXシリーズ 外観 音 聴感 測定結果 内部を見たい。でも…… まとめ
【英単語】impedanceを徹底解説!意味、使い方、例文、読み方impedanceは【交流に対する電気機器の総抵抗】の意味として使われています。 和訳:【インピーダンス】読み方はɪmˈpiː.dənsです。豊富な例文及び運用法を通して「impedance」の意味を学びましょう! 例文 The heat generated in the doped core has to pass the heat impedance of the coating before it reaches the convecting water flow. ドープされたコアで発生した熱は、対流する水流に到達する前…
中学卒業後、私は田舎で5年間の寮生活をしていました。楽しみはFM雑誌を買ってカセットテープにエアチェックする事でした。 1年目は大部屋でモノラルのラジカセをヘッドホンで楽しんでいましたが、2年目には2人部屋になりスピーカーはこのMX-1を(発表された直後の夏休みに)製作。アンプはラックスキットのトランジスタアンプを組んで、チューナーはトリオ。カセットデッキはソニー。敢えて型番は書きませんが、お小遣いのなかで購入した安価なシステムでした。卒業の際にアンプとスピーカーは後輩に譲ってしまったので、手元には有りません。 さて、そんな懐かしいMX-1の音をarunas001さん宅で堪能させていただきまし…
A-18 長さl[m]の無損失給電線の終端を開放及び短絡して入力端から見たインピーダンスを測定したところ、それぞれ-j125[Ω]及び+j20[Ω]であった。この給電線の特性インピーダンスの値として、正しいものを下の番号から選べ。 覚えていれば... 開放終端の場合、インピーダンスは 短絡終端の場合、インピーダンスは です。 この導出は下記の類似問題参照になります。 penguin-appliedphysics.hatenablog.com そのため、下記が成り立ちます。 よって、 答えは3です!(イエーイ)
A-8 次の記述は、図に示すマイクロストリップ路について述べたものである。▭内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 これも見たことある~ 類似問題はこちら... penguin-appliedphysics.hatenablog.com A 比誘電率が高い方がコンデンサとして働くため、放射損が小さくなります。 B マイクロストリップ線路は、電磁波のように進むTEMモードです。 詳しくは類似問題解説参照です。 C 線幅が狭くなるほど、特性インピーダンスは大きくなります。 答えは2です!(イエーイ)
A-7 内部導体の外径が2[m]、外部導体の内径が16[m]の同軸線路の特性インピーダンスが75[Ω]であった。この同軸線路の内部導体の外径を2倍にしたときの特性インピーダンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、内部導体と外部導体の間には、同一の誘電体が充填されているものとする。 見たことあるかも~ penguin-appliedphysics.hatenablog.com 類似問題はこちら 同軸の特性インピーダンスは なので、代入すると これが75Ωなので が成り立ちます。次にdが2倍になれば ちなみに、同軸ケーブルは75か50です。 答えは3です!(イエーイ)
A-6 直径4[mm]、線間隔20[cm]の終端を短絡した無損失の平行二線式給電線において、終端から長さ5[m]のところから終端を見たインピーダンスと等価となるコイルのインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、周波数を10[MHz]とする。 ガッツリ計算 まず、平行二線式給電線の特性インピーダンスは です。ここて、dは直径、Dは線間隔になります。 数値を当てはめると 今回、終端を短絡しているので、インピーダンスは です。 ※ちなみに、開放していれば になります。 数値を当てはめると(10MHzは30mの波長) ここでインダクタンスLは なので 答えは2です!(イェーイ)
B-5 次の記述は、図に示すようにアンテナに接続された給電線上の電圧定在波比(VSWR)を測定することにより、アンテナの動作利得を求める過程について述べたものである。⬜︎内に入れるぺき字句を下の番号から選べ。ただし、アンテナの利得をG(真数)、入力インピーダンスをZL[Ω]とする。また、信号源と給電線は整合がとれているものとし、給電線は無損失とする。 丁寧に ア は直列とみなせます。電流の2乗と抵抗の積が電力になりますから 6が当てはまります。 イ 特性インピーダンスとVSWR、インピーダンスの関係は以下の通りです。 答えは2です。 導入について、詳しくはこちら… www.gxk.jp ウ ア…
B-3 次の記述は、図に示すように、無損失の平行二線式給電線の終端からl[m]の距離にある入力から負荷側を見たインピーダンスZ[Ω]について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っているものを2として解答せよ。ただし、終端における電圧をVr[V]、電流をIr[A]、負荷インピーダンスをZr[Ω]とし、無損失の平行二線式給電線の特性インピーダンスをZ0[Ω]、位相定数をβ[rad/m]、波長をλ[m]とすれば、入力端における電圧Vと電流Iは、次式で表されるものとする。 難しそう〜 ここで、Zは問題文より ア 上記式に、を代入します。 ここで、位相定数より よって誤りなのて、2です。 イ 同…
A-9 特性インピーダンスが50[Ω]の無損失給電線に、20+j10[Ω]の負荷インピーダンスを接続したときの電圧透過係数の値として、最も近いものを下の番号から選べ。 計算! 透過波電圧は、その地点に帰ってきた反射波電圧と、その地点に来た入射波電圧の和になります。 そのため、電圧等価係数は、反射係数をとすると 答えは1です(イエーイ)
A-7 図に示すように、特性インピーダンスZoが50[Ω]の無損失給電線と入力抵抗Rが200[Ω]のアンテナを集中定数回路を用いて整合させたとき、リアクタンスXの大きさの値として、最も近いものを下の番号から選べ。 なんだこれ〜 整合してますので よって、 答えは3です!(イェーイ)
A-6 図1は同軸線路の断面図であり、図2は平行平板線路の断面図である。これら二つの線路の特性インピーダンスが等しく、同軸線路の外部導体の内径りb[m]と内部導体の外径a[m]との比(b/a)の値が5であるときの平行平板線路の誘電体の厚さd[m]と導体の幅W[m]との比(d/W)の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、両線路とも無損失であり、誘電体は同一とする。また、誘電体の比誘電率をεrとし、自由空間の固有インピーダンスをZ0[Ω]とすると、平行平板線路の特性インピーダンスZp[Ω]は、Zp=(Z0√εr)×(d/W)で表され、log102=0.3とする。 公式〜 同軸線路の特性…
ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2015/5/4)投稿日:2015/5/4 スミス線図の理解の資料 原理http://www.maximintegrated.com/jp/app-notes/index.mvp/id/742 S図とは、 負荷インピーダンスをR+jX、伝送線路の特性インピーダンスをZ0とすると(またまた固いはなしになってしまいますが)、Z0で正規化した負荷インピーダンスを r+jx=、R/Z0+jX/Z0 としたとき、(r、x)から、反射係数(Γr、Γi)を求める図である と思います。S図の横軸は、反射係数の実部Γr、縦軸は虚部Γiですね。これが、S図の基本です。