小説家・ダンサー。詩人・萩原朔太郎の娘、映像作家の萩原朔美は息子。 また、森茉莉の親友であったことでも知られる。
全く本を読まなくなってもう何日目でしょうか?少しずつですが、本を読みたい気持ちは起きています。読みたい気持ちがあるので買ってはいました。積読本がまだまだあるのに、これはもう本好きの性(さが)ですね。困ったものです。それに紙の本は気づいた時には版元品切れになっていたりするので、買わなくてはならないのです(言い訳)。本を読まなくなったらひどい左肩の関節痛に悩まされていたのが楽になりました。よかったのはこれだけ。 最近購入した本たち。 『火葬』金薫 死の影が忍び寄る妻を看病する私の前で あなたのあふれる生命力はまばゆい光を放っていた 第6回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」受賞作を書籍化 …
春の。弥生三月、息子と青春18きっぷの旅。15日朝、始発で出発、名古屋にたどり着く。移動と宿泊は一緒だが、あとはそれぞれ勝手、というスタイル。私は友人に会って、きしめん、はじめて食べる。息子はどっか、電車おっかけてる。 翌日は、はるか群馬まで。高崎前橋を過ぎ、車窓に関東平野の夕焼けを見て、太田市にたどり着く。駅前で、いい匂いさせていたケバブのキッチンカーで、中東の人かな、ケバブつくるのを30分ほども見ていたら、なんか、小さな子どもに戻っていく感じがした。お祭りのわたあめとか、いつまでも見ていた気持ちの。まわりは、ブラジルかな、インドネシアかな、外国からの若い人たちばかり。街に工場があるから。3…
snowlog.site 昨年のブログを振り返れシリーズ、2月第②弾です。部屋を整理していたら、三好達治の詩集が出てきました。詩論も出てきました。 80年代に買って読んだかなと思います。これを久々に読んでみましたが、面白かった。三好達治は萩原葉子の後見人的な立場で萩原葉子の『天上の花』も三好達治を描いたものですね。映像化されていた。その映像もみてみたいものです。 最近、いろいろ整序されていってると思います。
副題:娘たちの歳月 著者:梯 久美子 出版社:文藝春秋 2022年10月刊 1,980円(税込) 277P ご購入は、こちらから9人の女性作家の生涯をたどり、それぞれの父親との関わり方に注目して、人生と作品への父の影響を明らかにする評伝集である。著者の梯(かけはし)氏が取りあげた9人の名前と肩書きは、次の通り。 渡辺和子 修道女 齋藤史 歌人 島尾ミホ 作家 石垣りん 詩人 茨木のり子 詩人 田辺聖子 小説家 辺見じゅん 歌人・作家 萩原葉子 小説家・随筆家 石牟礼道子 作家・詩人
ふーん、森茉莉はシモキタに棲んでいて、萩原葉子ともお友達。紅茶好きで氷好き。 総電気時代になってから出て来たものはすべてなめくじか、のっぺらぼうのような化け物ばかりである。 でも、ヒラメの刺身が好物。吉岡実は筑摩で担当だったんか? 私という変物は、自惚れと怒りとを混合すれば出来上がる、のだと。 舅は賀茂鶴を飲んでたんか。 金井恵美子、宮城まり子、白石かず子、富岡多恵子らともお友達。
石川達三、凄いね、2冊ぐらいしか読んでないと思うけど 中野美代子訳『西遊記』 吉川幸次郎・清水茂訳『完訳 水滸伝』 三国志 萩原葉子 ホルヘ・ルイス・ボルヘス ボッカッチョ『デカメロン』 山本七平ライブラリー 全16冊 色川武大 谷崎潤一郎
森茉莉というのは、若いころ『甘い蜜の部屋』を読んで、こりゃたまらんと思ってあとは読まなかった。「ドッキリチャンネル」を何かの必要があって覗いただけである。しかしショーノヨリコの小説を読んで最近の書簡集があるのを知り、新潮社の担当編集者だった小島千加子が編纂して筑摩書房から出ているのを、図書館から借りてきて読んだら、最初のほう、茉莉が室生犀星にかわいがられて、娘の朝子、萩原葉子と大物の娘同士で仲良くしているところへ、『父の帽子』がエッセイストクラブ賞をとってから小島が担当になって『新潮』や『群像』から小説の注文が来てひやーとなっているあたりが大変面白かった。その後犀星が死んで、入れ替わりのように…
5.29月 7時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで、髪の毛を乾かしたあとアイロンでチン毛のようにまるまる髪の毛を押さえていたら、うっかりアイロンの鉄板のとこを素手で握ってしまい、結構なやけど。痛すぎて泣けるぜー。まあ、わたしがまぬけなだけなので仕方がない。ジップロックに氷入れたやつで冷やす。午前中はだらだらして、午後から出勤。休憩中に僕のマリさんの日記集『清潔な寝床』を読む。マリさんの日記は、わたしのと違ってたくさんおうちごはんが出てきて、ちゃんと生活な感じがして素晴らしいなあと思う。ごはんの献立が、なんとなく武田百合子の富士日記を彷彿して、うっとりする。わたしは喫茶店のごはん以外は食生活…
読書は続けている。 だが、以前より歩みをのろく、図書館の返却期限が迫る中、 読書感想を書く暇もないまま、次の本を読み始める。 読了したのはこの三冊 萩原葉子『父・萩原朔太郎』 町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』 柚月裕子『慈雨』 『父・萩原朔太郎』 詩人の萩原朔太郎の長女・葉子が、父のことや、祖母や自分を置いて出ていってしまった母のこと、父の親しくしていた文人たちのことを書いたエッセー。 そもそも萩原朔太郎の家のことは、代田を散歩していて昔、鉄塔の下に萩原朔太郎の家があったということを知ったのがはじまり。どんな家だったのか知りたくて『蕁麻の家』という、萩原家をモデルにした小説を読んだ…