産経新聞記者(社会部編集委員→九州総局長→政治部編集委員)。 安全保障・軍事問題を専門とし、1998年に北朝鮮がテポドン発射実験の準備に入ったことをスクープして、翌年の新聞協会賞を受賞。現在は産経新聞にコラム「安全保障読本」、SANKEI EXPRESSにコラム「軍事情勢」を連載するほか、チャンネル桜「今日の自衛隊」などにも出演している。 防衛・軍事に関しては、右派が多いと見られる産経新聞記者の中でも随一のタカ派である。ただし、産経の軍事関連記事は詳しい人には評判が悪い。
裕之氏が何とかして直接触れたいと思っている<生命>というものとは何なのか。裕之氏はこの<生命>として名指される対象そのものを、どうにかして直接自らの実感を通して感得したいと言う。そしてそのことが飽くなき<内観的身体>の模索を可能にしたとも。 一体われわれは、<生命>あるものと、<生命>なきものとの違いをどのように理解しているのだろうか。 おそらく、生きて活動していた生物が、その活動のすべて停止し、一つの物的な塊りになった現象をみて、そこにかつて存在していた<生命>と呼ばれる何ものかが消滅し、それを<死>と呼び習わしてきたと言っていいだろう。 われわれはその個体を構成するさまざまな部分や、それら…
野口晴哉氏が亡くなったあと、整体協会は一方で三男の裕介氏が整体指導者の育成と会員の指導を、他方で次男の裕之氏は晴哉氏の整体技術を理論体系化する役割を担って、二人の本部講師体制をとった。 その後、裕之氏は本部講師を辞め、研究所を整体協会内に設立。 祐介氏亡き後、裕之氏が現在の本部講師を務めている。 その裕之氏が、身体教育研究所発行の『白誌』誌上に父親晴哉氏との対話について自らの野口整体観を添えながら回想し語っている件は、晴哉氏の言説以外に殆ど知る術を持たない私には、驚きの連続であり、興味尽きない魅力的なものに感じられる。 到底及びつくことが出来ない一人の天才を父親に持った裕之氏が、なお父親からの…
野口裕之氏の論文に学ぶ 「月刊全生」最新号(平成31年2月号)が昨日届けられた。そこに「生きること死ぬこと-日本の自壊ー」の先月号に次ぐ完結編がある。これは「教育哲学研究」第89号(2004年5月)に掲載された野口裕之氏のシンポジウムでの発表論文の再掲である。 明治維新以降の百四十年間、間断なく施行され続けてきた国策、それを裕之氏は「欧化啓蒙政策」と呼び、それが齎したものを次のように要約する。「その国策とは、日本人の伝統的な生命観、身体観・自然観を根源的に崩壊せしめた」ものであると。そして氏は、この政策の行きつく果てに、日本文化そのものの衰弱と消滅があることを諸事例を示しながら、それら無くなり…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 中国人は、反日敵日の中国共産党が承認した国防動員法、国家情報法、国家安全法、反外国制裁法、改正反スパイ法、対外関係法。改正治安管理処罰法に従う。 ・ ・ ・ 2023年9月21日 MicrosoftStartニュース Record China「日本の街中で「抗日愛国歌」を熱唱したところ警察官に止められたという中国人留学生の男性の動画に反響が寄せられている。 © Record China 日本の街中で「抗日愛国歌」を熱唱したところ警察官に止められたという中国人留学生の男性の動画に反響…
*この記事はnoteで連載中のコラム『探究録の整理棚』より転載しています。 前々回・前回からの続き。 今回は、体癖論を軸にした「心と体」探究録の最終章。 2013年から始まった心のことの探究生活は、総じて充実していた。恩師・名越康文先生の元で多くの学びや出会いを得ていたし、年齢やバックグラウンドも様々な”学び仲間”の存在はとにかく有難かった。仕事は相変わらず多忙を極めていたが、趣味の音楽活動も含めこの頃はとても活動的に動き回っており、周囲にも「今が一番楽しい!」と口にするほどすっかり快活さを取り戻し慌ただしく日々を送っていた。 が、私は1つの穴を深く深く掘り進めすぎる、モグラ的探究人。一つの穴…
*この記事はnoteで連載中のコラム『探究録の整理棚』より転載しています。 今回は、心の1年生の学びはじめ、私の探究プロセスの起点でありコアでもある体癖論との出会いのお話。体の再発見とか、自己受容とか。 ■出会いと、「予感」。 「心って何?性格って何だろう?」 - このあたりの興味関心はもちろん早くから持っていたので、学校の図書館でそれらしき本を手に取ったりもしていたし、大学も、発達心理をベースに教育心理や学習心理といった分野が学べる学部であったことに魅かれて進学している。 ただ、そんなに、面白くなかったのだ(笑) 振り返って言えることだが、当時はまだ「問い」が十分に満ちていなかったんだと思う…