テレビがないので時世に疎い。気が付いたら「コロナ禍」は終息していて、話題は「ワクチン禍」になっていた。いずれも人災である。 ほんの2~3年前は「ワクチンは善」という風潮が強かったのに、少し時が経ったら今度は「アレは悪だ」という流れになっている。なんといったらいいのか、違和感しかない。戦中の鬼畜米英から一転、一夜にしてアメリカは救世主、軍部は戦犯という主体性のなさ、理性の薄弱さから何も変わっていない。母性社会日本の病理である。 コロナ禍のさ中に、一人のプロ野球選手がワクチン接種から間もなくして急逝したニュースを見た。私はこの時点で「何かおかしいのではないか」と周囲の人たちに漏らしたが、当時まとも…