人は一般的にも「あの人は快活だ」、また「暗い人だ」などと見るものですが、これは、心のはたらきを相手の「気」に見ているのです。 気で〔身体〕(序章 4参照)を観察していますと、心のはたらき(潜在意識)が閊えている場合に「流れが悪い」と観えるのです。このように、私は生命の状態を「川の流れのように」観ています。 川には、上流の急峻な流れから、下流のゆったりした流れまであるように、人にもそれぞれの速度がありますが、その人として快適に流れていれば良いわけです。 今現在、大変多い「うつ」についてです。 本格的な「うつ病」ではなくとも、最近では「うつ的な状態(抑うつ症)」をよく見かけます。顔だけ見ていても分…