本当の意味での愛情は「愛しています」という言葉でなくて、相手の動作の細かいところまで心が行き届いて、大事にしていくことです。 野口晴哉著『女である時期』全生社 p.38 「愛情とは取り引きではなく、その人の幸せのために、いくらでも注ぎ込んで、何も求めないことだ。一つでも求めるものがあれば、それは愛情とはいえない。私はそう思う」 野口晴哉著『体運動の構造 第二巻』全生社 p.323 「あの掛け軸、何故”愛深くして慎むこと多し”なの?」 すると先生は煙草を手にしながら言った。 「愛が深いと、疑り深くなり、束縛したくなり、相手の迷惑もわからない。それが相手とって暴力になることだってある。挙句のはては…