第1章 エネルギー源ATPが生まれるメカニズム 糖質からエネルギーを得る仕組み ここでは身体を動かすエネルギーがどうやって生まれるのか、その仕組みについてご紹介します。 私たちが食事で糖質を摂ると、それは体内でブドウ糖に分解され、酸素と反応することで、水と二酸化炭素と“ATP”(アデノシン三リン酸)という物質を生成。 これが身体を動かすエネルギー源となります。 つまり、生きるために糖質は貴重なエネルギー源ということが人間にはプログラミングされており、そのため、私たちの身体は糖質を欲しがるようにできているのです。 食糧が不足していた頃の医学者は「砂糖こそ万能薬である」と言っていたほど、すぐにエネ…