よしもとばななさんの「スウィート・ヒアアフター」を読みました。Amazonの作品紹介に 惨劇にあっても消えない“命の輝き"と“日常の力"を描き、私たちの不安で苦しい心を静かに満たす、再生の物語。 とあります。生死をさまよう自動車事故に遭いながらも、死の淵から生還した主人公。 同乗していた恋人を喪い、心身共に大きな傷を負い、自分が代わりに死ねたらよかったのにという思いを抱える。 やがて、事故後身についた不思議な能力によるスピリチュアルな体験や周囲との関わりの中で気づき再生していく物語です。 これまでもブログでばななさんの著書を何度か記事にしてきました。人生への静かな肯定感 自然と共に常に揺れてい…