「ライオンのおやつ」(小川糸 著)を読みました。 図書館に予約をかけてから、2年以上待ってやっと回ってきた本です。その間に本屋さんでは文庫が並ぶようになってしまいました💦 主人公は海野雫。30代の女性。癌を患い治療を続けたものの余命を告げられ、ホスピスで最期の時を過ごそうと考える。 そのホスピスは、瀬戸内に浮かぶ「レモンの島」にある「ライオンの家」。 「ライオンの家」に入所する人たち(患者さん)とそこで働く人たち(看護師やヘルパーさん、ボランティアさん)が、グループホームのような雰囲気で暮らす様子を描いている。 病気が悪化するにつれ、死期が近づいていることを知り、今までできていたことがだんだん…