一条真也です。東京に来ています。4日の夜、シネスイッチ銀座でブログ「告白、あるいは完璧な弁護」で紹介した韓国映画を観た後、続けて同劇場で日本映画「山女」を鑑賞。『遠野物語』に着想を得ていると知って、どうしても観たかった作品ですが、とにかく観ていて辛くなる悲惨な物語でした。 ヤフー映画の「解説」には、こう書かれています。「『アイヌモシリ』などの福永壮志監督が柳田國男の『遠野物語』に着想を得て、飢饉に見舞われた18世紀末の東北を舞台に懸命に生きる女性を描いたドラマ。女神がいると伝わる山を心のよりどころとしている女性が、ある事件によって村を去り、伝説となっている山男に出会う。主人公の女性を『樹海村』…