ちょっと空気がカラッとして秋の兆しを感じます。それだけでも体はだいぶ楽ですね。 うちの近所では、なぜかカメムシが大発生しています。猛暑だった夏と関係があるのでしょうか。 「時刻表2万キロ」(宮脇俊三 著)を読みました。 ずっと海外ミステリーを読んできて、区切りがついたので全く違う分野の本を読むことにしました。 最初にこの本に出合ったのは、息子が中学に入った年なので、かれこれ20年近く前になります。その時も「こんな時代があったのだなあ」と思ったものですが、今回読むとますます「昭和」という時代の遠さを感じました。 この本は、作者の宮脇氏が中央公論社でサラリーマンとして勤めながら、当時(昭和52年5…