「栞と嘘の季節」(米澤穂信 著)を読みました。 図書館で見つけて借りました。図書館の本には帯が付いていないので、“続編”とは知らずに。 高校の図書室を舞台に、図書委員の男子生徒二人が活躍する物語。 語り手は「僕」こと堀川次郎、もう一人は「俺」こと松倉詩門。 ふたりは図書室の返却本の中に、トリカブトの花の栞を見つける。校舎裏でトリカブトが栽培されているのも発見し、そしてついには被害者が・・・。 「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた女子・瀬野とともに、二人は真相を追う。 (「栞と噓の季節」作品紹介より) 栞がモチーフになっているのに興味を持った。小さい頃から栞を集めていて、旅行や美術館…