小説家。ミステリ作家。男性。金沢大学文学部卒業。 座右の銘は、『性格を持たないとき、人はたしかに方法を身につけなければならない』
1978年 岐阜県生まれ。 2001年 『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し,角川スニーカー文庫からデビュー。 2011年 『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞を受賞。
*1:当初は角川《スニーカー・ミステリ倶楽部》
*2:当初は角川《スニーカー・ミステリ倶楽部》
黒牢城 65点2026年7月4日 MOVIXあまがさきにて鑑賞出演:本木雅弘 菅田将暉 吉高由里子監督:黒沢清 簡易レビュー。7月は小旅行、8月は長期の海外出張があるため、更新が滞る可能性あり。 あらすじ 織田信長に反旗を翻した荒木村重(本木雅弘)は、要衝の有岡城に籠城する。しかし、場内で人質が不可解な死を遂げた。村重は謎を解くべく、地下の牢に捉えた黒田官兵衛(菅田将暉)の知恵に頼るが・・・ ポジティブ・サイド 荒木村重について非常に興味深い視点を提供している。『 首 』では、「これだけ尽くしてきて摂津一国か」と愚痴を言う女々しい武将だったが、本作では人を殺さぬ武将という、戦国時代にあるまじき…
先日、映画「黒牢城」を見てきました。 映画の方の感想はさておくとして、小説を真剣に再読する機会を与えてくれたことには感謝しています。 映画になるということは、上映時間の制約、映像というメディア特性による表現方法の違いなどにより、内容をある程度換骨奪胎しなければならないものでしょう。それを踏まえて映画を評価するため、小説再読に際して、見どころとなる要素や重要なテーマにどんなものが挙げられるか、分解して考えてみることができました。 自分用のメモで済む話しなのですが、色々思うことがあったので、人様にお見せできるような体裁で書き残すことにしました。 本稿では、小説「黒牢城」の読みどころを3つに分けて話…
北大祭「いま、本とともに生きる」 livepocket.jp
夏期限定トロピカルパフェ事件 小市民シリーズ (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon ★★ 高校2年の夏休み。小鳩常悟朗は相棒の小佐内ゆきに誘われ、一緒にスイーツコンプリート計画を遂行する。この計画は、近場のスイーツを順番に食べていくというものだった。ある日、小佐内に危機が訪れる。小鳩は持ち前の推理能力を発揮するが……。 「わたしね。……何だか、素敵な予感がしてるの!」 その笑顔に、ぼくも笑って応える。 夏休みに、素敵な予感か。 小市民的には、ひと夏の思い出作りでも目指すべきだろうか?(p.24) 小市民シリーズ2作目。 『春季限定いちごタルト事件』の続編。 このシリーズ…
新潮文庫50周年企画らしいアンソロジー。なじみのある作家さんが何人か居て、全部書下ろしと言う事だったので購入。 白河ヨフネと出会い5つ目の事件は、当事者たる僕の勘違いさえなければ極めてシンプルな事件だったのだが・・・「ウッドペッカー莊事件」伊坂幸太郎 極度の人見知りの敬愛なる祖母、膝を打つ発想に魅かれた初めて出来た彼女、その二人を引き合わせる事になった時・・・「二つの宇宙」江國香織 若いころ勤めていたバーに現れた不愉快な二人組の若者と、彼らを実験の対象に招きたいと申し出てきた不思議な紳士との間に起こった不思議な出来事を思い出す・・・「真実のトランク」宮部みゆき 高校時代の話。親友・・いや元親友…
雨の日は映画館へ、というわけで楽しみにしていた映画『黒牢城』観てきました! 原作は2022年1月に第166回直木三十五賞を受賞した 米沢穂信 『黒牢城』 (KADOKAWA) 3度目のノミネートで直木賞初受賞、 山田風太郎賞も受賞し、その年の本屋大賞9位ともなり、私も読了しています。 米沢さんは岐阜県出身の作家さん、 作品は戦国時代の荒木村重と黒田官兵衛を題材にした歴史小説でありミステリー、 ミステリーの部分があったので私も楽しく読めました。 映画はいきなり織田信長に反旗を翻し有岡城に立てこもった荒木村重から始まるので、 多少は歴史の流れを掴んでから観に行った方が良いように思いました。 私も読…
☆ 今日は漢字検定。受験料が上がったせいか、受験者は少ない。 ☆ 高校生が期末テスト対策で自習に来ている。 ★ どんよりした天気で油断をするとマブタがふさがる。うつらうつらしながら、今日は米澤穂信さんの「真実の10メートル手前」(創元推理文庫)から「名を刻む死」を読んだ。 ★ 60代の男性が衰弱死した。第一発見者は男子中学生。死後3日たっていた。 ★ 男性は何かとうるさい人物で、近所からも孤立していた。 ★ 事件も一段落し、報道陣の取材攻勢も一段落したころ、フリージャーナリストの太刀洗万智が少年を訪ねてきた。男性の人となりを調べているという。 ★ 少年も心に引っかかるものがあった。そこで、大刀…
春期限定いちごタルト事件 小市民シリーズ (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon ★★★ 小鳩常悟朗と小佐内ゆきは晴れて難関高校に合格する。小鳩は推理能力に長けていたが、そのせいで中学時代に苦い経験をしていた。小佐内も同様に苦い経験をしている。その教訓から、2人は協力して小市民として暮らそうとする。 意を決したように勢い込んで、小佐内さんが言った。 「小鳩くん、なにか逃げたいときには、わたしを言い訳に使ってね。遠慮しなくて、いいんだからね」 ぼくは微かに笑った。 「もちろん、そうさせてもらうよ」 それは今更確認するまでもなく、ぼくらの間の約束だ。ぼくが小佐内さんを言い訳に…
7/18(土) に米澤穂信さんの『倫敦スコーン事件』読書会を開催します。 絶品ジェラートが目の前にあるのに、彼女はなぜ手をつけないのか。小市民を目指す小鳩君と小佐内さんが出会う日常の奇妙な謎。アニメにもなった大人気シリーズ、第二短編集。 小市民シリーズをすべて読んでくる必要はありませんが、一応シリーズとお伝えしておきます。 どなたでも参加OKです♪ 日時 2026年7月18日(土)13:30~会場 石川県立図書館定員 15名程度(参加無料、要申込)主催 金沢ミステリ倶楽部※金沢ミステリ倶楽部の7月例会を兼ねます 【申込み方法】kei2@muh.biglobe.ne.jpまでメールで申込んでくだ…
「黒牢城」直木賞と山田風太郎賞をダブル受賞した米澤穂信氏著の同名ミステリー小説を実写映画化。原作小説未読です。 加えて本作は2026年・第79回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門出品作品となり、芸能ニュースでも大いに取り上げられていましたね。 あらすじ 織田信長の非道なやり方に反発した武将・荒木村重(本木雅弘)は謀反を起こし、城に立てこもる。織田軍に包囲され孤立無援となった城内で血気盛んな家臣たちを抑えながら、彼は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと心を砕いていた。そんな中、ある少年が不審死を遂げ、その後も怪事件が続発したことで、密室と化した城内にいる者たちは疑心暗鬼に…