米澤穂信による小説作品。 2014年3月20日刊行。 第27回山本周五郎賞受賞作。 第151回直木三十五賞候補作。
人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。 http://www.shinchosha.co.jp/book/301474/
人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。
満願
美しさの裏側。壮絶な展開を自ら迎える人の物語『満願』 こんにちは。り📚書評家です。 皆様いかがお過ごしですか? 【目を閉じている時間も惜しい本物の読書家へ】 本日は米澤穂信さんによる小説『満願』をレビューしていきます。 満願(新潮文庫) 作者:米澤穂信 新潮社 Amazon 満願 (新潮文庫) [ 米澤 穂信 ]価格: 825 円楽天で詳細を見る こちらの小説は短編集として成り立つ1冊です。 どこか共通するような雰囲気をまとう物語で構成されてい濃厚な小説から、今回は2つの短編をピックアップしてご紹介していきたいと思います。 美しさの裏側。壮絶な展開を自ら迎える人の物語『満願』 死人宿/小説『満…
満願 DVD-BOX 西島秀俊 高良健吾 [DVD] 『満願 DVD』第1夜「万灯」業の闇に飲み込まれていくやり手商社マン。東南アジアでガス油田開発に携わる商社マン・伊丹は窮地に追い込まれていた。土地の買収が地元民の反対で頓挫していたのだ。そんな伊丹のもとに地元民から手紙が来る。地元民の中でも意見が分かれていて、長老達は金が欲しかったのだ。長老達は伊丹とそのライバル会社の森下の二人に反対派のリーダーを殺すことを要求する。『満願 Blu-ray』第2夜「夜警」若い巡査の殉職の謎。柳岡の若い部下・川藤が刃傷沙汰になった夫婦ゲンカに巻き込まれ殉職する。夫から身を呈して妻を守った川藤の行動は、世間から…
秋分 第四十六候 9/22〜9/27 雷乃収声 かみなりすなわちこえをおさむ 雷が鳴らなくなる時期 猫が好き猫でうれしや鰯雲 9月は前回の31番、32番札所に続き32番、33番札所に行きました ついに満願!! まずは滋賀県近江八幡市にある 第32番札所観音正寺(かんのんしょうじ) 伝・推古天皇13年(605年)創建 伝・聖徳太子 開基 本尊 千手千眼観世音菩薩 聖徳太子が人魚のために開基したお寺です 観音正寺は、今から約1400年前、聖徳太子によって、標高433メートルの繖山の山頂に開創されました。推古天皇の御代、近江国を遍歴していた聖徳太子は湖水から浮かび出てきた人魚と出会います。人魚は「私…
米澤穂信『満願』 今日は読書の話題でミステリー編。最近読んだ2冊の感想。 読んだことのない作家を新規開拓しようと思い買ったのが、米澤穂信の『満願』。2年前に直木賞を受賞した作家だが、手始めにと思い、これもいくつかの賞を受賞したこの短編集を買ってみた。 短編集にはいわゆる連作と呼ばれるものがあるが、『満願』には、6編とも設定が異なる独立した短編が収録されており、作者の創作に対する矜持のようなものを感じた。設定がやや強引に感じた作品もあったが、全体としてはおもしろく読めた、 それでは簡単に感想を。 「夜警」 当直中の若い巡査が、緊急の出動で拳銃を使用するが、相手を死亡させ、自分も刺され命を落として…
ランキング参加中読書 著者 米澤 穂信 www.shinchosha.co.jp 「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴(ざくろ)」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、「夜警」「関守」の全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。 ~~~~~以下、感想。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 米澤穂信さんの作品、そしてこの手のミステリー作品は実は初めて。…
高野山 大門外環から鍋谷峠を越えて、高野山へのくねくねと山道480号線を右へ左へとカーブ。480号線山道若い頃、右に左に揺られて。。高野山への山道は当然のように車酔いする道だった。老いて体も反応せず?なのか車酔いはなくなった。(#^.^#)そんな話をしながら山道のてっぺんに着いたかな?と思ったところに急に現れた高野山の総門の「大門」。我が家から車で1時間半ほどで到着。鍋谷峠ができ、ずいぶんと高野山が近くなった。昨年に、四国八十八か所大窪寺結願し、初めてお参りした第一番札所:霊山寺にお礼参りすることを教えていただき。。霊山寺大窪寺からの帰り道に第一番札所:霊山寺にお礼参り。御朱印を頂いたとき、「…
98.満願(米澤穂信/新潮社) 総評:★★★⭐︎⭐︎ オススメ:動機にぞくりとするイヤミス短編集を読みたい方へ
2017.04.04 09:31 釧路新西国三十三所観音霊場その4 春採界隈 12 仏心禅寺境内 この第二十四番から馬頭観世音堂へ向うことになりますが、この経路については、「春採湖」に記載があります。すなわち、仏心禅寺から馬頭観世音に「向う途中の禅寺裏には、人が歩いて自然にできた道であり、傾斜が強く、老人は若い人に手を引かれ、又這うようにして登って」いったようです。現在は、その道は見つけられませんでした。ただ、禅寺の裏側は急勾配の山になっており、また、高い土留めがあるようなので、現状ではこの「道」を使うのは難しいのではないでしょうか。 13 春採馬頭観音堂境内 春採2丁目にある春採馬頭観音堂境…
「満願」に感動してから、この作家さんの著作を読んでいるが、 こんな作品も書けるのか! と驚いた。 本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。【受賞・ランキング入賞結果】第12回山田風太郎賞『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編第1…
さて、昨日に引き続き川崎御朱印巡り。昨日の2社は川崎駅周辺だったけど、残りの2社は川崎駅からは少し遠い。 最寄りは京急川崎大師駅。川崎から支線で3駅ほど行った先の駅だ。以前一度来たことがあるが、味の素のでっかい工場があったことしか覚えてない。 ちなみに今回行くのは「大師稲荷神社」と「金山神社」。大師稲荷の方はあまり有名ではないけど、金山神社は知ってる人は知ってるかもしれない。 大師稲荷神社 川崎大師駅から多摩川方面に歩いて10分ほど。閑静な住宅街の中にその神社はあるそうなのだが…… ――見つけられない? あっれー?地図間違ったん??この辺やと思うんやけどなぁ。 ひなたぼっこ猫 公園にいた日向ぼ…