「10年後には豪邸を建てて、社長になります!」 あるいは 「10年後に年間100万冊読まれる作家になります!」 夢を語る時は、いつだって実現困難に思える。 だが、ドリームキラーという言葉があるように、夢を語ると途端にバカにしてきたり、やる気をくじく人もいるものだ。そんなもの、時間の無駄だからやめな、と。誰が時間の無駄だと決めるのだろう?その論理ならば、東大を目指していたら、東大に合格しなければ勉強した時間すらも無駄だということになってしまう。 夢は実現する、しないにも関わらず、「見る」ことに意味があると思うのだ。 学生時代の頃から、大人を見ていたらいつも思っていた。社会人になったら、自分よりも…