いよいよ、3月になりました。月日の流れは早いです。 昨日といい今日と暮らして飛鳥川流れて早き月日なりけり 古今和歌集の春道列樹(はるみちのつらき)の和歌を思い出します。それとも、飛鳥川の釉薬の流れを思い出しますかね。 「飛鳥川」と言えば中興名物、小堀遠州によって、本歌取りされて銘が付いた有名な茶入れですね。現代人からしたら、ダジャレに感じますね。でも、釉薬の垂れを流れに見立てて、飛鳥川の和歌に持って行くのは、知性のあるダジャレかもしれません。 中年親父は、ダジャレが大好きだと聞きます。コタツや椅子から立ち上がろうとする時、「よっこい正一」と言ってしまう世代です。ひょうきん族のさんまさんの刷り込…