「隻眼の少女」(麻耶雄嵩(まやゆたか) 著)を読みました。 入院にあたり、文庫本を2冊持っていきました。図書館の本は失くしたり汚してはいけないので、手持ちの本から選びました。 そもそも本が読める状況かどうか疑問でしたが、結果的には本があってよかったです。テレビも有料でしたが申し込みましたし、音楽プレーヤー(今はなきiPOD)も持っていきましたが、最終的にはテレビを消音状態にしてチラチラ見ながら本を読むーのが私の終盤の過ごし方になりました。 正味一週間の入院で、この「隻眼の少女」1冊を読み終えました。 山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推…