一条真也です。『妖怪少年の日々 アラマタ自伝』荒俣宏著(角川書店)を読みました。著者は、1947年東京生まれ。作家・博物学者。1985年に執筆を開始した『帝都物語』は、500万部を超える大ベストセラーに。膨大な知識を駆使してジャンルを超えた文筆活動を展開、テレビでも活躍中。 本書の帯 本書のカバー表紙には、幼少期の著者と妹が一緒に写った七五三の写真が使われ、帯には「知の巨人・荒俣宏はいかにして形作られたか?」「戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代・・・・・・。人生の軌跡…